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新規事業の渦中でこんなトラブルが起きたらどうする?ワークショップをしました

当協会、一般社団法人日本ハラスメントリスク管理協会と、一般社団法人REIONE様のコラボ企画を行いました。

REIONE様は大手企業の新規事業開発担当者が多く参加している団体で、メンバーは60名を超える法人様です。

【REIONE様ホームページ】
https://reione.fun/

この企画は平日の夜2時間で行いました。
最初の30分は当協会からパワハラについての簡単な講座(何がパワハラに当たり、どうすればパワハラにならない対応ができるのか・対策による効果や業績との関係性など)
その後は参加者の皆さんでディスカッションを行い、アウトプットを共有、質問という流れで行いました。

私自身も新規事業部門にいたことがありますが、この環境で仕事をするのは大変です。
前例がない中で、良い商品やサービスを企画し、価格を設定し、お客さんの反応をみて、改善して、拡販していきます。
正直なところ、やったことがないことに挑戦するのは、楽しい反面、会社員という売上・利益の責任を負っているため怖さもあります。そんなプレッシャーの中で働き続けます。
時には仲間にきつい言い方をしたり、帰れないほどの仕事量を抱えることもあります。

このような特殊な環境の新規事業部門で起こりそうなトラブルを想定して、2つのケースを用いて、自分がその立場であったらどうするか考えるというワークショップを行いました。

【ケース1】
目が出ない新規事業チームを解散、人事異動で他の部署にメンバーを配置することになった。そのうち一人が「納得できない!もっとやってみないとわからないじゃないか」と言ってきた

【ケース2】
新規事業の準備や顧客対応で、時間外労働が増えていた。
そんな中、ある若手社員の父親から会社に「時間管理はどうなっているんだ」とクレームが入った

※実際のケースは、もっと内容は複雑なものですが、簡単に言うとこんな感じのものです

自分のチームでこんなことが起こった場合に、どうやって対処するかを話し合い、チームごとにアウトプットを共有しました。

アウトプットの豊かさに驚きました。
参加者の皆さんは全員が異なる会社の方で、前提が異なります。
すると、いろんな見方ができるものなのだなと感心し、勉強になりました。

現場では、下記のポイントの他、様々な前提や当事者の事情も異なり事情が複雑になっていきます。

・新規事業の位置づけが、儲けの柱を作ることが最優先なのか、人材育成の
 観点が強いのか
・新規事業に慣れている会社か慣れていない会社か
・新規事業部門から出ていく人材のキャリアがその会社で設計されているか

「こういう時はどうしたら良いか」という質問に対しては、教科書的な解答・こんな場合もあるという限定の例示にとどまってしまいます。

その場で答えるには限界があり、心苦しさも感じました。

ただ、教科書的な対応を押さえておくことで、無駄なトラブルを防ぐことができるので十分意味があると考えています。

ワークショップをすることで、当事者として考えることができるので、このような機会は開催したいと思います。
コラボしたい団体様、自社の研修としてやってほしいという企業さまからのお声がけお待ちしております!

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https://harassment-rma.jp/
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