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あなたはまだ同じポジションで働き続けるのですか?

同じ会社同じポジションで働くことで、あなたはそのチームでは重鎮として働くことができるかもしれません。
しかしながら、それは旧態の日本企業にのさばる人と同じレールを歩んでいることにあなたは気づいているのでしょうか。

同じ仕事をルーチン化してさばき、特に成長をすることもなく、ただただサラリーマン人生が進んでいく日々を過ごして満足であれば、それでもよいでしょう。

しかしながら、この note を読まれている方にそのような方はほとんどいないと思います。
なぜなら、この note にたどり着く人は、かなり勉強熱心な方である可能性が極めて高いからです。

私自身、外資系企業で5年ほど働いているため、同じポジションで働き続けることで、そのポジションで学ぶことがなくなってきたと感じることがありました。

外資系で働くメリットってなんですか?

外資系企業で働くということは、実力主義の中で働くということを想像される方がほとんどだと思います。そして、その認識はあっています。
つまり、実力主義は成果主義に繋がるものでもありますので、サラリーが日系企業に比べると格段に良いでしょう。

また、働きやすさも格別です。
私の場合はドリンク飲み放題、ランチはオシャレなカフェテリアで。
と言いたいところですが、フルリモートのため、家で仕事をしています。

そのため、顔が見えない場合でもしっかりとした定量的な評価ができる実績を上げることが必要になります。

実力主義の中でも、自身のプロモーション(昇進)を考慮しない場合であれば、居心地の良いポジションに居続けることも可能な場合があります。(同じポジションにいれば、自ずとナレッジが蓄積されますし、周りからも重宝されるため、必ずしも悪いとは言えない場合もあります)

これは自身のキャリアをどのように考えているかということにしっかりと向き合い、その上でどのように行動し、キャリアを積んでいくかが重要になります。

また、外資系企業の場合、自身の仕事がある程度できるようになると、そのポジションの閉塞感が出始めるようになります。

これは何を言っているかというと、自身の成長が止まってしまっていると感じる場合や、自身の仕事がルーチン化してしまっている、と感じる場合に発生する事象になります。

私自身はどのようにキャリアを考えたか。

私は製品のテクニカルサポートエンジニアを数年担当していましたが、解析手法から製品知識までを網羅してくると、キャリアパスの先もおおよそ想像ができてしまうようになっていき、製品に関する知識も多くなるため、調査・検証をすることにも、あまり意義を感じなくなってきてしまう感じがありました。つまり、これが閉塞感の正体になります。

それと同時に、自身のキャリアも少しづつ考え始めるようになってきた矢先に、マネージャーから別のポジションがオープンになるという情報を提供いただきました。

ここで私が取った行動は、すでにそのポジションで活躍されている方に直接メッセージを送り、仕事内容の詳細情報を収集することを始めました。
中にはそのポジションを統括するマネージャーの方にも話をしていただく機会も設けていただき、自身の判断のスピードを早めたことを覚えています。

様々な定量的、定性的な情報を集めることで、自身がそのポジションにマッチしているかを自身で確認した結果、結局マネージャーから提案いただいたそのポジションにはチャレンジしないことを決めました。

これには色々と理由がありますが、大きくは自身が担当していた製品に近い製品でのポジションとなり、すぐに閉塞感を感じてしまう可能性があると判断したからとなります。

アクションはインパクトを生み出す。

先述の行動は別のインパクトを自身に与えることになります。

というのも、先ほど記載した通り、提案いただいたポジションにいる方へのインタビューをさせていただくことで、同じポジションの別製品を担当している人にもインタビューをしていました。

その際、別製品である担当のメンバーが1名減ったことを受けて、そちらのポジションについてもオープンしており、よかったらチャレンジしてみないか?というオファーをいただきました。

こちらのポジションについては、私が担当していた製品とはまったく異なる分野かつ、これから成長する分野の製品となり、またマネジメント色が強いポジションでしたため、私は新しい分野へのチャレンジをすることを決めました。

ポジションチェンジの選考はどのようにして行われるか?

知らない方もいるかもしれませんが、外資系企業は基本、ポジションチェンジのフローは、外部から転職で応募される方が実施するフローと全く同じなため、経歴書などの情報をWeb から入力して応募をいたしました。

また、面接回数も同じ回数実施されます。
社内からの応募となるため、ある程度社内事情がわかっていると判断されますので、少し踏み込んだ質問もされました。
そして、別のところでも話をしておりますが、面接では自身がピンチの場合、どのような対応をしますか?という質問や、応募した理由など、よくある質問をいくつかいただきました。

回答についてここで記載すると長くなりすぎるため、割愛いたしますが、私はこれらの質問については、ほぼ完璧に質疑応答をすることが出来る訓練を何度もしてきたため、あまり対策をしなくてもスラスラと回答をすることができ、結果、そちらのポジションで働けることになりました

これは私が才能があるわけでもなんでも無く、毎日の仕事との向き合い方、継続と習慣、日々の鍛錬、これらのワードに関連する事柄についてを自身にインストールし、体現していくことでチャンスを掴むタイミングを逃さないように意識しているから巡ってきた機会だと思っています。

あなたが成し遂げたいことはなんですか?

デジタルの時代ですが、紙と鉛筆を用意して書いてみましょう。
紙に書くこと、そしてその紙をいつも見えるところに貼るだけで、あなたの成し遂げたいことは完遂できる確率が格段に上がります。
あの大谷翔平選手も実践してきたことです。間違いないでしょう。

簡単なことから毎日継続し、昨日の自分を超えることができればその日は目標達成です。1つ1つ積み重ねて行くことが重要です。

あなたの理想の未来に少しでも近づくためのアドバイスになれたら幸いです。

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