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外資系企業エンジニア転職の必須準備

これから転職を検討される方の中に、初めて外資系の転職を考えている人もいるでしょう。
みなさんは外資系企業に対してどのようなイメージを持っているでしょうか。

ハードワーク?成果主義?給料が高い?リストラ?

外資系企業というだけで、このようなカテゴライズをすることはナンセンスです。外資系企業の中でもポジションごとに、上記のようなイメージが合致するかどうかが決まります。

あなたはどの外資企業を受け、どのポジションにアプライしますか?

あるポジションで人材を募集しているということは、初めは忙しいことが想定されます。これはなぜかというと、容易く想像はできるかと思いますが、単純にそのポジションに人材が不足しているからです。

人材が不足している理由は様々で、ポジティブなものでは、より高い年収を求めて転職をされた人がいるとか、よいオポチュニティがあったのでポジションチェンジ、キャリアチェンジをした、などです。

反対にネガティブなものであれば、ハードワークで体調を崩してしまい、退職された場合などが該当します。
どのような場合でも、客観的に見れば人が足りていないということになります。

このように人材を募集する場合、まずチームマネージャーがチーム内の仕事量を勘案し、なぜそのポジションに追加の人材が必要かを人材の予算を握っている人にエスカレーションし、承諾された場合に予算が受領できたら、そのポジションをオープンし、人材の募集を行っていくことになります。

どんな人材がそのポジションに必要とされるのか?

この時、過去に同様のキャリアを経験したことがある人材であれば、より採用に近づくことができると思います。このようなポジションは同業種でコンサルタントをされてきた方やマネジメントに関連するポジション、またはバックオフィス系のポジションであれば、過去の経験に基づき採用が検討されるかと思います。

しかし、エンジニア職については、該当する経験(プログラミングや製品知識)を保有している人は見つかりにくい傾向があります。
また、製品知識を保有する人材を募集する場合、かなり職種が絞られるため、なかなか人材が見つからないことがあります。
別の観点から見ると、単純に製品を利用、運用した実績がある人の母集団がそもそも小さいのです。

どのような基準でエンジニア職の人を面接し、選定するのか。

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