【刺激】良い作品を作ることだけを考える プロの仕事に感服!

有名アーティストのレコーディング現場を密着するというYouTube撮影をしに行ってきた…

そして、プロの仕事に圧倒され
自分の未熟さを痛感した

今回はリズム撮りと言って、歌ではなく楽器の演奏を録音するというレコーディングだった

ギター、ベース、ドラム、パーカッション、キーボードそれぞれのプロがまずは一斉に通しで録音

それだけでももの凄いクオリティ!

そこから各々が直したい部分を撮り直していくという作業に!

本当に素人目には分からないような細かいところを何度もやり直して、みんなが納得いく形にしていく。それぞれが意見を出し合って「こっちの方がいいんじゃない?」「前の方が良かった」「どっちがいいかなー」と

みんなで一緒に一つの作品を作っていく感じがたまらなく興奮した!

それぞれが「良い曲を作りたい」という気持ちだけで意見を出し合っている

そして、みんながすごく楽しそう!こんな風に働きたい!こんな生き方をしていきたい!と心底思った!

今の現場に不満を持っているわけではないが、YouTubeの仕事は「クリエイティブ」な側面もあるが「ビジネス」的な側面も強い

社長という立場でクライアントとの向き合いもしながら、労働環境や効率を考えながらの動画制作は、クリエイティブな考え方だけではいけないことが多い。

残念ながら現状はただただ面白い動画を作りたいだけの一心でいられる瞬間がない…

理想としては、面白いものを作ろうという気持ちだけでいられる場所とビジネス的な側面を考える場所を切り分けていきたいと思っているが

少人数で制作することが多いYouTubeの世界では、なかなか難しい…

また、今回の撮影で頭によぎったのは
「テレビのADをやっていた時代の自分」だった

テレビ制作の現場では、ディレクターや演出が面白い番組を作るために全力を注いでいる

そんなディレクターが寝ずに編集してる姿、収録で指示出ししてる姿、キャストとの打合せをしてる姿、編集所でエディターに指示してる姿、ナレーターに演出を伝えている姿、とにかくカッコよかった!

あんな風に自分もなりたいと憧れていた

しかし、今はテレビの世界から離れてYouTube制作の世界へと転向した

もちろん、テレビでやりたいことを実現する難しさや労働環境、将来のことを考えて、YouTubeの世界に移って良かったなとは思えるが

あの時、憧れたディレクターの姿に自分がなれていないことに今回の撮影がキッカケで落ち込んだ。

今、本気で良いものを作ろうとしてるか?全力で向き合っているか?と言われたらそうではない。良くも悪くもバランスを取ろうとしている。

クソダサい!

あのとき憧れていたディレクターたちに胸を張って会えないし、自分がやっていることを恥ずかしくて自慢できない。

いつか胸を張って、「これ俺が作ったんですよ!どうですか?見てください!」って言える日が来たらあの時憧れたディレクターに連絡しよう。

何かに本気になってる人は、カッコいい!
今日から本気出そう!

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