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On the Townへの道 1

52歳にしてまた初めての挑戦である。大きなステージのオーケストラピットに入りミュージカルの伴奏をするのだ。パートは1番トランペット。ソロ奏者ではない。

ジャズミュージシャンとして初めてクラシックに挑戦したのが2000年。当時、まだ音楽というものが自分にとって何なのかはっきりしていなかった未熟な状態では「兎に角やり遂げる」ことが最大の目標だった。

今は何もかもが全く違う。社会や世間に「音楽」を使って(利用して)自分を見せるということではなく、、、自分の内側で「音楽」を生み出す。ただただ、自分の世界を広げていく。音楽は自分にとっての「歌と踊り」を使った表現の手段であって、そこが入り口になり自分自身のアートを深く掘り下げていく。。。今では音楽についてそう思う様になった。

レナード・バーンスタインという芸術家の世界を体験する。それが人生の重要なポイントになることは間違いない。その音楽を感じ、さらなる世界の広がりを追求するのだ。

昨日と今日で合わせておよそ8時間。とりあえず通して吹いてみた。全部で39ページのパート譜とは気の遠くなる量だが、、、まずは時間をかけて自分の中に取り込んでいこう。

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