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U30充電中のこども・わかものの居場所<はらっぱ>準備スタートMTGの報告

千葉県松戸市で活動している【はらっぱとそらプロジェクト】は、「子どもやわかものが朗らかに生きられる未来」を目指して、「困難を感じているこどもたちの自信を回復する」お手伝いをしています。

主に、ひきこもりや不登校のこども、わかものとそのご家庭の、心と情報のサポートを行なっています。

現在、「U30充電中のこども・わかものの居場所<はらっぱ>」という企画を準備中です。今月の15(土)と20(木)に準備スタートミーティングを行い、合わせて13名の参加をいただきました。そこで挙がった質問などを踏まえて、現在地を報告させてください。

居場所は以下のような概要で準備を進めています。

✅ひきこもり・不登校など充電中のこども・わかものの居場所
✅小学生から30歳くらいまでの年齢を対象とする
✅市内・市外問わず参加可能
✅週に1〜2回、リアル&定期で開催
✅場所=八柱駅から徒歩3分(日暮町会自治会館)
✅イベントは極力行わず、日常感を大切にする

学齢期のひきこもりである「不登校」から、不登校の影響が残る若い世代のひきこもり当事者までを掬い上げたいと考えて、このような欲張りな年齢対象になっています。

ミーティングで挙がった質問には以下のようなものがありました。(麓が回答しています)

Q1:いつから開く予定?
A1:3月から開催したいけれど、コロナの状況次第では町内会からストップがかかる可能性があります。

Q2:参加費は?
A2:1回1,000円でいただこうかと考えていますが、就学援助や生活保護のご家庭は事前に相談してもらって、半額か無料で活用してもらいたいなと考えています。

Q3:こどもが来る場所だけど、親御さんの付き添いはだめ?
A3:分離不安があることも多いので、こども優先を承諾いただいて、場にいていただいて構わないと考えています。親もスタッフも居心地良い場にしたいです。

Q4:場に通う際の交通費は誰が持つ?
A4:交通費の負担は参加者さんにお願いしたい。学校に行けなくなるだけで諸経費が膨れ上がるものなので、心苦しいけれど。

Q5:開く時間帯はどんな感じ?
A5:お昼から夕方と考えています。12〜18時とか、13〜17時でもいいかなと。午前中は体調が悪い子が多いと思うので、午後に開句予定です。

居場所の雰囲気はこのようなキーワードで考えています。

関連してこのような質問をいただきました。

Q6:参加者の人数はどのくらいを見込んでいる?
A6:開いてみないとわからないけれど、初めのうちは3人でも来てくれたらすごいと思っています。だんだん広げていきたい。来られる子が来られる時にきて欲しい。こちらはのんびりと待ちたいと考えています。

Q7:子どもが居場所に「行ってみたい」と思う仕掛けは?
A7:イベントを極力しない居場所を開こうとしているので、来るきっかけがない、と思われてしまうリスクはあるなと思っています。「こども・わかものの生きづらさサポート情報局」の活動を広げてカバーして行けたら良いなと考えています。

Q8:多世代交流や経験談が聞ける場にはなりそう?
A8:先日ひきこもり支援者の会議でお話ししたら、当事者団体の方が声をかけてくださって、「お手伝いしたい」という人がいると思う、とのこと。不登校の子たちを見ていると、同年代の子とよりも、年上との方が居心地良さそうに会話することが多い気がします。年齢を幅広く設定しているので、そういう交流が生まれるといいなと思っています。

Q9:ひきこもりや不登校の子どもが知らない人がいる知らない場所に行くというのは最初の一歩が肝心。何か場を覗ける工夫が必要かも。オンラインで知り合っておくというのは?
A9:オンラインコミュニティは、団体立ち上げ当初からやりたいことです。ただ、オンラインの顔出しが苦手な子が多い印象で二の足を踏んでいます。オンラインのハードルが高い子、リアルのハードルが高い子、両方いるので、オンラインの場も用意するといいかもです。ちなみに、会場予定の部屋は、自治会館1階の角部屋で窓から覗けます。

Q10:親同士が知り合っておくと安心できる子は多い。親の集まりの予定は?
A10:実は親の会を月に1回でやりたいと考えています。

Q11:親の会は多いけれど、当事者の居場所は少ない?
A11:親の会はある程度乱立していて、需要と供給のバランスが取れている感じがします。一方で市内の小中学生だけで2,400人と見積もることのできる不登校の子どもたちの居場所は全然足りていません。増やして乱立させて、選択肢を用意する必要があります。私は私の得意な方法でやっていこうというつもりです。欲張りすぎずに身近なところから細々と進めていきます。

また、以下のような質問も挙がり、やりたいこととしてリストアップしました。

Q12:外出が難しい子が多いと思うけれど、お迎えなどは?
A12:考えていませんでした。お迎えいいな!できたらいいと思います。

やりたいことも、やった方が良いこともたくさんありますが、できることには限りがありますし、得意不得意もある、欲張りすぎずにできることから一つずつやっていきます。

これからも、【はらっぱとそらプロジェクト】を見守ってくださると嬉しいです!


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