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変わりつつ留まりつつ

1月頭の下書き---------------------------------------------------------------

あけましておめでとうございます。初の海外での年越しはアムステルダムにて、だった。

まずは1人でフランスを放浪した時の、綺麗だけど載せ場のない写真を載せておこう

モンサンミッシェル
城塞ヲタク
Beauvoirにて

交通費を削りに削った結果スケジュールがあまりにもタイトになり。初めて訪れる場所で全てがスムーズに進む訳はないということを
駅でガンダッシュするたびに実感していた。最終日にルクセンブルクで友達と合流したが、その頃には全身が浮腫んでいた。ただ肥えただけか。


そしてスマホが何よりも友達だったこの6日間は手がずっと冷たかった。
なるべく気にしないようにとひたすら足だけ進めながら、炬燵でぬくぬくしたいな〜もうすぐ部活が佳境だなぁ〜好きな人たちはみんな元気だろうか〜と、皮肉にも(?)日本のことをずっと考えていた。 

私が何処にいようが私の大事な人達の大事な人生は紛れもなく進む。今まで彼らの幸せを見守ることが、自分にとっての最大の幸せ!と思うことが多めな生だったなぁと。


ケルン大聖堂

フランス旅行を終えると、家族が冬休みということで遥々こちらに来てくれた。今は一緒にベルギー周辺の国を回っている 
初めてのドイツはケルンという土地から。私も家族もみんな、初ドイツ。
ドイツの空気感はベルギーのそれとは全然違って、何よりフランス語圏から脱したのもあり、のびのびとできた気がする。

今年の総括

今年は留学が始まり、新たな発見、挑戦してみたいことに沢山出会えたが。
その分、既に今まで自分がしたいことを培ってこれた環境、沢山の人、モノから施しを受けてこられたことへの感謝をしなければならないと思った一年だった。

こちらに来る前、私は所属する部活の公演のために動いていた。今年の前半はこれがメインだったな。
思い返せば上手くいかないことも多々あったけど、だいたいそういう類のものは後々懐かしくなって恋しくなるものだ。

こちらに来てから、部活が運営するYoutubeチャンネルを見ることが増えた。大きな団体の一員として何かをするということは広く浅く人間関係を築くタイプではない私には、正直学びと苦しさの連続だ。でも今も部活に名を連ねていて辞めたいと思ったことは無いし、むしろそのことは、自分が人との繋がりを疎かにしないためのストッパーになったり、安心材料になったりしている。部活動そのものも好きだし。

その雰囲気にリーチできなくなってしまったのは、少し心細い。帰ってから復帰する予定だけれど、みんなの技術は今まで以上に高まっているだろうし、何より私が入る隙がなさそう

何より、活動できていた環境をもっと活かせていたら良かったという後悔が大きい。もっと思いっきりダンスしとけば良かったな。

というネガティブな気持ちもあるけど、復帰後はきっと普段通り参加するのだろうとも思う。し、もっと積極的に動けると思う。そうしたいと思っている。

そう思えた部活へ感謝。

また部活の子にはもちろん、家族、大学の友達先輩後輩、高校中学からの友達などなどにも、どうにも月並みな言葉だけど、最大限のありがとうを言いたい。
新しい人間関係を作ることも大きな財産だけど、今までお世話になってきた人たちとの関わりの中でしか得られないものに、私は多くを縋っている。
人だけじゃない、日本にしかない美味しいものとか、土地とか、雰囲気とか、映画やドラマなんかがやっぱり一番好きだ

ベルギーに一人いることにも、日本でみんなと暮らしていることにも同等の価値がある。
だから、日本のことを妄想するのは悪いことじゃない。日本に戻ったらきっとベルギーのことを思い出して、笑い話にしたり、景色と雰囲気とが恋しくなったりするんだろう

ふとした時に恋しくなれる環境があることは、幸せなことだ。
そう思える環境を、沢山見つけていこうと思う





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