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鍋の残り出汁でぼろぼろジューシー(沖縄風雑炊)を作ったら旨味がすごかった

沖縄のジューシーは、主に2つに分けられます。
ひとつはクファジューシーで、炊き込みご飯のような硬さです。
もう一つは、ぼろぼろジューシーと呼ばれていて、雑炊に近いです。

先日、夕飯に豚バラ鍋を作りましたが、出汁が余ってしまいました。
どうしようかと悩んでいたら、冷蔵庫にお正月に食べたクファジューシーの残りがあったことを思い出し、これを合わせれば「ぼろぼろジューシー」になるのではないか?と思い早速料理してみました。

まず、カツオ出汁を400ccほど作って、豚鍋の残りの出汁と1:1の割合で合わせました。そこに、クファジューシーを投入してみました。
しばらく弱火で煮て、火を止めてしばらく放置します。

食べてみると、びっくりするくらい出汁が効いてて、とても美味しく仕上がっていました。
沖縄料理の出汁は、豚出汁と鰹出汁の割合が1:1でブレンドされています。沖縄そばがその代表例です。
今回の美味しさの理由は、豚出汁と鰹出汁の両方にイノシン酸が多く含まれいたこと、そこにジューシーの具材として入っていた干し椎茸のグアニル酸の相乗効果よるものかなと思いました。

沖縄そば屋さんでは、クファジューシーとぼろぼろジューシーの両方を置いている店もありますので、ぜひ食べてみてください。

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