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名もなきお菓子の誕生 その2 名前をどうするか?~こうぶつヲカシという琥珀糖の名前の誕生について~

寒天菓子の琥珀糖を石のようにカットしていきデザインする。これは石のようなお菓子が出来そうだ!となって次に考えたのはその名前をどうするのか?について。「ARTなFOODであそぶ」を理念とする我々ハラペコラボは作品にすべてネーミングをつけている。どの会社でもすることだと思うが、要するに製品のブランド名にあたる。

どこにもない名前でかつ、親しまれるもの、でありながらどこか風情のあるもの、そしてわかりやすいもの。とは何だろうと考えた。

そこで私たちはこのお菓子に琥珀糖を超えた更に印象的な存在となるように願いを込めて考えていった。この琥珀糖がどうあって欲しいのか。。

 ①「大好物な鉱物」

そして

②「いとをかしなお菓子」

これを「こうぶつ」と言っても「をかし」といってもいまいち伝わらないが、合体させて造語的に「こうぶつヲカシ」とすることで、大体の説明をカバー出来るのではと考えた。そして、「こうぶつヲカシ」というフレーズをあらゆるサイトなどで検索してみた。どうやら「こうぶつヲカシ」という言葉はこの世にまだ存在していなかったようだ。基本的に作るものは全て新しいものであらねばならぬという意識は強い。

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お菓子の中にコピーとして、「鉱石みたいなお菓子」と入れている。鉱石は正しくは産業の中で有益、役に立つものを鉱石といい、石やら全般宝石までも広く鉱物と呼ぶが、我々の手で作り出すものはすべて産業(ハラペコラボにおける)の中で有益なものという意味で、鉱石という字をあえて使わせていただいている。これはよく質問があるのでここで記載させていただく。

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話は逸れたが、ここでめでたく「こうぶつヲカシ」という名前が誕生した。小さなお菓子は産声をあげたのだ。

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琥珀糖の特性を活かして、様々な石、宝石、鉱石を表現していく事になる。

様々なテーマを纏った琥珀糖の作品、こうぶつヲカシはこちらのサイトから見ることができる。



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