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webライターが一日に書く文字数は一日一万文字! 価値ある一万文字にするために

webライターのはらのです!

webライターが一日に書く文字数はおおよそ一万文字だといわれています。
が、駆け出しひよっこwebライター、はらのは言いたい!
その一万文字にどんな価値があるの? と。

文字数稼ぎに必死になって、でも報酬は定額。
悪循環に陥って得られるものが苦労だけ、というのはむなしくありませんか?

今回は「一日に一万文字」について思うことを書いていきます。
基本的に超初心者webライターさん向けの内容です。


一万文字書きゃいいってもんじゃない

webライターは一日に一万文字書いている!
そんな話を見聞きすると、初心者webライターは一日に一万文字書かなくては! と思うでしょう。
そこで大量の案件を低価格で請け負って、必死になって一万文字を書くわけです。
では、ここで一つ質問してみましょう。
「アナタはその一万文字で何を得られましたか?」

少額の報酬ですか?
それともライティングスキルですか?

一日に一万文字も書くことはスゴイことです。
しかし文字数を稼ぐことだけ気にしていると、やがて少額の報酬を追いかけるだけの作業になってしまいます。


webライターのスキルに信頼がない!

そもそもクラウドソーシング発のwebライターは質が問われているのが現状です。
クライアントからすれば、「ライターって言ってるんだから最低限書けるよね?」と思って依頼します。
しかし出来上がったのは文字数を稼いだだけの記事。
そしてクライアントは悟るわけです。

クラウドソーシング発のwebライターはやっぱ使えねえな、と。

悔しくないですか?
例えスキルが足りなくても一万文字も書くんですよ? 書いたんですよ?
せめて「まあ、コスト的にはアリかな」と思ってもらいたいではないですか。
webライターを本職にしたいと思うのならなおさらです。


ありふれている「これでいいだろう」記事

webライターの世界は、未経験から参入すると本当に厳しい世界です。
「とにかく文字数を稼げればいい」というような質の低い記事を量産していることに気づいて嫌気がさす、というのは良くある話でしょう。
コピペリライトつぎはぎ、そもそも日本語としておかしい文章のオンパレード――。
このような記事はクライアントにも嫌がられますが、書いているライター自身も嫌になってしまうものです。

もし本気でwebライターをやりたいと思うのなら、たとえ低価格の案件であっても価値ある一万文字にしませんか?
せっかく一万文字も書くのだから、「こなせばいい」の一万文字ではもったいないですよ。


何のために一生懸命書くのか?

一生懸命になって一万文字書いたとします。
その一生懸命さは何のためなのでしょうか。

文字数を稼ぐためですか?
より良い記事にするためですか?

一生懸命書いた一万文字に価値を持たせたいのなら、より良い記事にするために書いてみませんか。

どんなに低価格の案件であっても、誠実に積み重ねていくことで信頼を得られるライティングスキルが身に付いていきます。
元が取れない案件の多いクラウドソーシングではありますが、ならばせめてライティングスキルぐらいは手に入れましょう。


一日一万文字の実情

一日に一万文字というのは、あくまで一定以上のスキルがあり、安定した収入を得られている人の中央値だと考えておくのが無難です。
副業未満の人は一万文字書くよりも、まずはしっかりとした記事を書くように心がけてください。

文字数稼ぎを目的とした「作業」では、いつになってもライティングスキルは上がりません。
ライターを続けていればライティング速度は上がっていきますから大丈夫!
ぜひ、価値のある一万文字を積み上げていってほしいと思います。

一日一万文字を目標に書いていくことも大切なんですけどね。


まとめ

webライターは参入ハードルが低いため、「仕事」としての向き合い方がやや希薄のように感じます。
例え少額でも報酬をいただいているわけですから、もう少しクオリティを意識することも大切です。

how-toに振り回され過ぎない自分なりの「流儀」があってもいいはず!
せっかく一万文字も書くのですから、先行投資のつもりで丁寧に仕上げて価値ある一万文字にしていきましょう。


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