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WEBライター初心者がWordpress入稿で気を付けたいこと

WEBライター初心者がWordpressへの入稿で気を付けたいことをまとめてみました。最後にNG例も掲載しているので参考になればと思います。

視認性=デザインを意識する

WEBライター初心者のライティング力は、先輩ライターにはまだまだ及びません。足りないライティング力は「視認性=デザイン性」で補いましょう。
じっくり読み込むことの多い書籍と違い、ウェブページは必要な情報を拾うために流し読みされることが多くあります。
そのため読者に「このページから情報を探すのは面倒くさい」と思われてしまうと、そのままブラウザを閉じられてしまいます。
まずは読者に読む気を起させる視認性を意識していきましょう。

引き算的デザインを心がける

読者に読む気を起させるデザインとはつまり「読みにくくないデザイン」です。
初心者のライティングやデザインは、丁寧な説明文、多彩な文字色といった足し算的デザインになってしまうことがあります。これらはかえって記事の本質を埋もれさせてしまい、結果として「情報を探すのが面倒くさいページ」に陥ってしまうのです。必要以上に手を加えない「引き算的デザイン」を心がけるというと、少し難しく感じるかもしれません。まずはシンプルな装飾を心がけてみてください。

読む気にさせる3つのポイント

引き算的デザインを意識して視認性を上げるのに欠かせないポイントは3つあります。

①マニュアルをしっかり守る
②先に結論を提示する
③色を増やしすぎない

以上についてどういうことか、各項目ごとに説明していきます。

①マニュアルをしっかり守る

クライアントが決定したマニュアル=デザインに沿うことで、ブログ全体が統一性のある「読みにくくない」デザインになります。これは引き算的デザインというより、加算しないデザインといっていいでしょう。
特筆したいのは文字背景色に「蛍光イエロー」が指定されている場合です。蛍光イエローは強い色ですから、つい類似色のクリームイエローを使用したくなります。しかし加算しないデザインを意識するならば、きちんと蛍光イエローを使用しましょう。
ちなみに黄色は視認性が高い色ですので、デザイン的にも理にかなった配色です。

②先に結論を提示する

WEBライター初心者は記事冒頭(リード文)を長文にして、結論の提示を先延ばしにしてしまいがちです。結論の提示をもったいぶると読者に「結局何が言いたいの?」と思われてしまいます。
多くの読者はリード文から「欲しい情報がありそうか」を判断しています。読まれる記事にしたいのなら、長いリード文を避けて先に結論を提示してみましょう。

・文字数が気になる人は
WEBライター初心者にとって1000文字以上のライティングは大変な作業です。どうしても文字数が足りないというのであれば、リード文ではなく本題に関わるところに一言二言添えてみてください。
そうするとライターの個性が窺える、あなたらしい記事になるはずです。

③色を増やしすぎない

案件によってはある程度自由に配色できる場合もありますが、これは初心者が典型的な足し算的デザインをしてしまう地雷でもあります。
足し算的デザインを避け、シンプルに仕上げるコツは以下の通りです。なお背景が白、文字が黒の場合を想定しています。

・使用する色は2色まで

初心者が配色を行う場合は基本の文字色に加えて、文字色1、文字背景色1までがベターです。
・文字色に薄い色を使わない
薄い色を文字色にしてしまうと、背景と同化して文字が読めなくなってしまいます。
・文字背景色に強い色を使わない
強い色を文字背景色にしてしまうと、文字と同化し読めなくなってしまいます。

視認性が低いウェブページの例

これまでの説明を踏まえ、視認性が低いウェブページを作成してみました。一部黄色を使用して視認性を上げている所もありますが、全体的にごちゃごちゃしている印象を持たれるかと思います。

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・読者は早く答えを知りたい
・シンプルにした方が記事としては読みやすい
以上を意識して、ぜひあなたらしい素敵な記事を公開していってください。

先輩WEBライターの記事で勉強する

Wordpress入稿は勉強のチャンスでもあります。自分が依頼を受けているということは、同じようにクラウドソーシングを通して依頼を受けたWEBライターがいるということです。
自分が手掛けた記事以外のウェブページを見ることはとても勉強になります。クライアント以外のブログやサイトをチェックするのもオススメです!
こんな構成のライティングもあり、この色の組み合わせは見やすい、など先輩たちのスキルを目で見て学んでいきましょう。

クライアントも素人

Wordpress入稿を依頼するクライアントの8割9割は個人ブログ運営の素人さんです。ライターをする上で修正は避けて通れない道ですが、相手も素人ですから的確に修正指定ができないことも多いです。
ふんわりとした指定に混乱することもあるかもしれませんが、こちらもいわば素人なわけですから、お互いに成長するつもりで対処してみてください。

まとめ

WEBライター初心者がWordpress入稿で気を付けたいポイントをまとめると以下の2点です。

①結論を先に書く
②不必要に文章を装飾しない

とにかく回りくどく結論を先延ばしにされ、文末におまけ同然でちょこんと記載されている記事は有益でも面白くもありません。
また過度に文字や文字背景色が装飾されている記事は、落ち着いて文章を読むことができません。
細かいことと思う人もいるかもしれません。ですが細やかなところを意識していくことで、クライアントに信頼されるWEBライターとして活動していけるのです。
WEBライターをしていくうちに、細かいことに気付けるようにもなっていきますから、まずはシンプルイズベストを目指すことをオススメします!


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