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ヘヴィメタル入門書:メジャーパワー!

こんにちは、ハラキリです。

ゲーム配信者向け&ゲーム好きな人の居場所を作るDiscordサーバー「ゲーム好きな猫の集会」の管理人をやっております。

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NOTE再開した理由が、なんと文章で伝える力を鍛えるため...ということで...本格的なメタルバンドはここらへんから!

ヘヴィメタルという音楽を伝えるNOTEとなっています。
1.「ヘヴィメタル入門書:メタルの味わい方!
2.「ヘヴィメタル入門書:正統派メタルたち
まだお読みでない方が居れば先に前回をお読みいただければと思います。

・スラッシュメタル

時代は遡ってL.A.メタルからの派生形バンドによる隆盛が勃発。
スラッシュメタルとは正統派メタルの中でもかなり攻撃的で激しいメタルでもあります。

従来のロックの派生としてのメタルという感覚は少なくなり、ギターリフによる刻み込みで密度を高めドラムも激しめ、そして音楽性もダークという濃いめな内容となっています。

Metallica -Master Of Puppets-


Megadeth - Holy Wars


Slayer - War Ensemble


Anthrax - Indians


当時有名だったスラッシュメタル四天王をご紹介しました。
ここらへんから現在のメタルの基礎となる激しさやパワフルさを求める傾向が強くなっていきます。

メタリカやメガデスといったバンドがヒットしたため、よりテクニカルによりスピーディにと発展していきます。

ちなみに豆知識として「Slash Metal」ではなく「Thrash Metal」(打ちのめす)という意味です。間違えやすいのでご注意を!

このジャンルは近代では激しさを増しており、歌の歌い方もシャウトやスクリームが主体である事から「デスメタル」と間違えられがちです。また「デスヴォイスメタル=デスメタル」という図式も間違いです。

ダークな音楽性と相まって間違えやすいのですが、音楽的なデスメタルは後日紹介します。

EXODUS - War Is My Sheppard


Testament - First Strike Is Deadly 


Destruction - Thrash 'Till Death


LOST SOCIETY - Lethal Pleasure 


以上が近代的なスラッシュメタルとも言える曲です。それぞれ個性はありますが一貫して初期スラッシュメタルに、さらに密度と激しさを増した音楽性…ドコドコザクザクという音楽的食感が持ち味です。

ゆえにシンプルで破壊力があり、ツボにハマると頭を振らずにはいられません!

・ジャーマンメタル

ここから一気にメタルの世界が広がります。このスラッシュメタルの隆盛以降様々なバンドが世に出始めます。メロディックメタルの始祖となるジャーマンメタルが台頭しはじめます。

Helloween - Eagle Fly Free


Gamma Ray - Lust For Life


Blind Guardian - Ashes to Ashes


スラッシュメタルの要素を兼ね備えつつも、北欧神話や戦いをモチーフにしたファンタジー色とそのメロディラインの親和を図った音楽といえるでしょう。

当時はまだその存在も少なく、ヘヴィメタル=無骨で力強く破壊的というイメージだったので、そのメロディラインが「臭い」と評される事も少なくはなかったです。

ちなみに今ではこの名称が使われる事は殆どないです。

メロディックスピード(パワー)メタル

ジャーマンメタルを経て新設されたジャンルとも言えるもので、近代のメロディックなメタルを象徴するジャンルです。メロディックスピードかパワーかの違いは差ほどなく、それぞれの感性で異なる表記となる。通称メロパワ、メロスピ。

Angra - Carry On


Stratovarius - Black Diamond


DragonForce - Black Winter Night


Rhapsody of Fire - Dawn of Victory 


Dark Moor - Maid of Orleans 


Sonata Arctica - Weballergy


Cain's Offering - My Queen Of Winter


メタルにおける力強さとファンタジーの親和の良さを生かし、壮大とも言えるスケールを題材のもと音楽が奏でられます。スピードや重厚感とファンタジーの冒険感や世界観が上手くマッチしているジャンルです。シンセサイザーやキーボートによる装飾、オーケストラ風の楽器を取り入れたりして、上手く雰囲気を練り上げています。

かなり紹介数が多くなりましたが、ある意味このジャンルはメタルという音楽において、キャッチーで耳に残りやすいメロディーが一つの目玉となっているので、是非とも聞いてみて欲しいトコロではあります。

なおこのカテゴリーにおけるメタルは様々なサブジャンルを内包しているものになります。サブジャンルとの明確な線引きはなく、個々の感性で異なります。メタルを探す上でより明確にこんなジャンルが欲しい時に参考にしてもらえるといいかと思います。

まだまだまだまだ続く!

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