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ホームページ制作の走りの時代に制作してました

もうずいぶん前、私が地元の西南学院大学という大学の文学部英文科4年生の頃にさかのぼりますが、就職も決まったあたりで父からバイトを紹介されました。

父がバイトの斡旋をしてくるなんて初めてのとこで、聞けばインターネットのプロバイダーだとか。レジ打ちに嫌気が差していた私は、事務っぽい仕事ならきつくなさそう♪と、行ってみることにしました。

ほとんど面接もなく、私とあと一人、福岡教育大学の4年生の女の子が採用となりました。

仕事は主にインターネットのショールームの受付とホームページの作成。


ホームページの作成・・・!!!?


2人とも、そんなことやったことない。

実は社長もやったことがないくせに、仕事だけ受注してきてる状態でした。

なので、社長と私ともう一人の女の子はゼロからHTMLやフォトショップを勉強しながら仕事を進めていました。

できなくても仕事って受けいいんだぁ・・・というのは、この社長から教えてもらいましたw

実際、みんな切羽詰ってるので覚えたことを実践できてて、まだ当時はCSSなんてなかったので、HTMLと加工したキレイな画像でなんとか制作することができてました。軽井沢観光協会とかも作らせてもらって。今考えたらすごいビッグサイトの創世記を作ってたんだな。


そんななか、私の社交性を買ってくれたのか、社長から「おまえ、マンツーマンの講師をやれ」と言われ、PhotoshopやHTML、ワード・エクセル・パワポなどのマンツーマン講師をやらされることに。

マンツーマンなのでこちらの敷居も低く、ストレスなくいろんなお客様にいろいろ教えてました。楽しかったなぁ。


もうすぐ大学卒業・・・という頃に、社長から

「社員にならへんか?」

とお誘いが。


就職が決まってたけど、そのバイト先の居心地の良さや仕事内容が好きで、内定を断り社長のもとで正社員として働くことになったのでした。


正社員になって変わったことは、月に一度、本社がある大阪に会議に出張に行くようになったこと。

あと、社員旅行。


おっさんばかりの会社だったけど、それなりにいろいろな出会いもあり、思い出したくない失敗もし、でも「人に教える」ということと「制作する」という、今の私の仕事につながる貴重な経験をさせてもらいました。

社長はほんとにフレンドリーなおじさんで、高級なホテルの屋上にあるステーキ屋さんに連れて行ってくれたり、大阪にいくたびにおいしいランチに連れて行ってくれたり、社長室を使わせてくれたり、なんだか甘やかしてくれました。(変な関係ではない)

たまたま社長が来てた時、大濠公園で花火大会があり、なぜか社長と花火を見に行ったのはいい思い出ですw


そんな社長とは、今でも連絡を取り合ってるけど、私が個人事業主になったあたりから少し避けられてる気がするw

仕事くれーって言われるとでも思ってるのかな。そんなん言うかいな!!社長から仕事もらったら、金額以上にこき使われるのは目に見えてるし!!


ふぅ。

つづく。

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