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18歳で社会に放り出される子供若者支援からの脱却へ。児童福祉法改正いいね!

こんにちは。原田ケンスケです。

僕が大事にしている政策分野の1つで、良い動きがでそうです。

厚生労働省は虐待や貧困などで保護され、児童養護施設や里親の家庭で暮らす子どもや若者が支援を受けられる年齢の制限を撤廃する方針を固めた。現在は原則18歳、最長でも22歳で自立を求められるが、年齢ではなく自立可能かどうかで判断し、大人向けの支援に引き継ぐまで継続的にサポートを受けられるようにする。開会中の通常国会に児童福祉法改正案を提出する。

読売新聞記事より

記事にあるように、原則18歳で支援がなくなってました。
厳しい境遇で育っている子供若者に対して。
児童養護施設を出て、自分で暮らさなければならなくなる。
でも、金銭的な蓄えがあるわけでもなく。社会の中に頼れる交流関係が色々あるわけでもなく。
結果的に、社会に出たあとに非常に厳しい境遇に追い込まれる、負の連鎖が起こっています。

年齢で支援を区切るのではなく、実態に合わせて支援を行う。

本当に、自立できるための支援の制度へと進んでほしいです。

いま、政治の中では「子ども家庭庁」の議論が進んでいます。
以前、ブログにも書きましたが、「子ども」期の支援体制をなにかテコ入れしてもだめだと思っています。「子ども若者」期を連続して支えていく体制をしっかりと作っていく必要があります。

そして、僕としては、「子ども」の時期だけでなく、若者になり、社会に出て働くことや暮らしていくことまでもまとめて国が支えていく必要があると思っています。
そのために、今の動きを歓迎しながら、「子ども若者省」の設立を僕は引き続き目指していきます。

過去のブログからの引用

個人的な話ですが、大学時代から仲良くしている友人で、児童養護施設の支援をずっとしている人がいたり。
先日、岡山県内のとある児童養護施設でボランティアをしたり。
NPO時代に、児童養護施設に主権者教育の出前授業に行ったり。
実は、接点も多く。そして、現場の皆さんと子供若者に厳しい政策状況を目の当たりにしてきています。

次の時代を担う子供若者をしっかりと支える社会へ。
そうしないと、すべての世代の安心できる未来もない。

引き続きがんばります。


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