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インボイス制度導入の現状を教えてほしいです

こんにちは。原田ケンスケ@衆議院岡山1区/声つづりプロジェクト代表 です。

今日もてくてくと地域を歩く一日です。
たまたま、ご自宅でお仕事をしている方と話すことができました。

「インボイスによって、個人でやっているデザインの事業をやめようかと」という話を聞きました。
税負担が数十万円も増えるとなるとやっていけないとのこと。

価格転嫁はそんなに簡単ではない。

「価格をあげれば」という意見も聞くけど、同じ制作物の値段を急に上げるわけにも行かないと思います。
例えば、従来10万円で制作していたものを、一気に11万円に上げるのはかなり難しいのではないでしょうか?
これまで、「価格転嫁」の必要性が長らく叫ばれてきても、発注元が強く価格転嫁ができてきていない経緯から、急な価格転嫁は難しい。

生産性だけの話ではない。

「生産性が低い業界から、他の業界へ移ることはマクロ的には意味がある」とのコメントもTwitterでいただきました。
が、生産性だけの話ではないと思います。
小規模の特色ある事業がインボイス制度によって存続が難しくなっている現状を目にします。たとえば、お店を持たずにマルシェ出店や注文販売のハンドメイド雑貨を作っているところなどがそうです。


社会全体の生産性が結果的に下がっている

社会全体の損失を指摘する方もいます。

「インボイス制度対応で約1.4億時間/月、経理1人あたりでは約1~2営業日分/月の業務負担が新たに発生する」

株式会社LayerX

との試算がこの記事には出ています。実際に、売上1000万円以上ではあるが、大規模ではない事業者が税務処理のコストが圧倒的に膨れて大変だという声も聞いています。

引き続きインボイス導入での状況の声を聞かせてください。


声つづりプロジェクトをスタートしました、

皆さんからいただく声を綴り(つづり)、僕の思いを公開していくことにしました。
その名も「声つづりプロジェクト」
僕の手元のメモを公開するようなイメージです。
この、「声つづりプロジェクト」を始動させた思いも近々記事に書きたいと思います。



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