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急性膵炎入院ブログ

2016年に2回目の発症となった。

2年前に同病気に罹り、非常に嫌な思いをした。そして二度とならないよう気をつけた酒の飲み方に努力したが、どうやら結果はダメだっようだ。

前週の飲酒

先週水曜日に友人と飲んだ。ビール5~6杯を店で飲み、友人宅でビール、チューハイ、どぶろく1杯。7時から12時頃まで飲んだ。案の定、次の日朝方まで酔って、昼まで寝てた。
木曜は流石に控え飲まなかった。
金曜日ビールとワイン飲んだ。
土曜に自宅で昼過ぎから飲んだ。カンビール5~6本、ワイン一ビン。
日曜日は昼に嘔吐。胃液しかでなかった。
月曜日に違和感が腹部にあったが、それでもカンビールとワイン半分を飲む。
火曜日上腹部が痛んだが、まあ食えるかなと思い朝飯。痛みが緩やかに増えて、さすがに夕方にやばいと思った。
水曜日に掛り付け医師に診てもらい、異常との事で大病院で入院となる。早速造影剤を使ったct検査。

初日

初日は腹部の痛みが酷い。点滴、排尿の繰返しになる。あとは体に猛烈な倦怠感が訪れるので動けなくなる。痛み止の注射と薬を飲むが、効いて2時間。痛みが治まってる時間があるだけに薬が切れると痛みが以前より増してる感じ。
マイスリーを飲んで痛み止の注射打ってなんとか二時間ずつねる。

2日目

しかし翌朝は激痛。
しかも発熱が38、38、39と高い。特に悪寒は無い。だるさはもともと。頭痛はあまりないのに高熱なのが気になる。
しかし痛みで朦朧としており、何も考えられず、ひたすら痛みにこらえて寝るだけ。

3日目

やっとここが複数人部屋だったことに気付く。
夜中になると老人たちのうめき声や奇声が聞こえる。何かが割れる音もする。バイオより怖ーよと思いつつ、ふと隣の患者のイビキがデカく気になり寝れない。3時までスマホで映画を何となく見ながらぼんやりしていた。
尿が思たっよりでてないということで、利尿剤を投与される。
医師から軽傷の急性膵炎を告げられる。この痛みは一週間程度続くだろうと言う事だ。
部屋の移動があり、6人部屋のまん中に配置される。最悪だ。
夜に熱が38.8まで上がる。だるくなる。とんぷくを飲んで寝る。

4日目

この部屋の最悪ぷりに気づく。周囲4人の爺が自分で排泄できないため、おむつの取り替えが行われる。つまり臭い。これに気づいたときにかなり凹んだ。ナースステーション近くの部屋ということはそういう病人の部屋なのだ。マスクをするとなんとなく我慢できるが、やはり嫌だ。
明日は部屋交換はできないので兎に角明後日の部屋交換を懇願する。できるだけ部屋にいないことにしたいのだか、横にはなっていたいというジレンマ。そろそろ何も食えないことの寂しさも感じた。
当初に比べ痛みは大分収まったが、今日の血液なにかしらの炎症が起きそれが高熱の原因と言われる。そこで抗生剤を強くしたらしいのだが、そのせいか下痢ぎみに。この下痢が夜辛かった。
点滴持ってトイレとベッドを往復するのは辛い。さらにトイレットペーパーが薄い。せめて下痢の人には厚手の紙くれや!

5日目

嬉しいことが。洗顔室で髪洗えばいいんだと思い、9時にシャンプー買ってドライヤー借りて洗髪。生き返った!またラッキーにも点滴が1つ減ったことで部屋の移動をお願いしたらOK!
とのことで、ウンコクサイ部屋を脱出。
友人が見舞いに来てくれて、それを妻に渡せたし、痛みもすこしあるが大分引いたし良かった。まん中より少し右にちょっと痛み。点滴1本になったが、なぜか2本目の針は刺さったまま。何かあるのか!?
胃が縮まっているのがわかる。ちょっとお腹が空いてきた。

6日目

昨日が激変過ぎたのか、よほどほっとしたのか嘘のように昔のことに思える。今日の目標は水許可と1本針を向いてもらうことだったが、午前中あっさりクリア。ただし口を湿らせる程度。腹は押されると痛み。お腹がすいたことを先生に言う。帰りたいと思うとしんどくなりそうなので、小さな幸せを見付けるようにしたい。

7日目

痛みはない。ビッグイベントは、体拭きとシャンプー。そして右腕から左へ点滴の差し替えを戦々恐々として待つ。なにせ初日に2回指し間違えた看護婦だからだ。僕の血管は細いらしく注射の刺し間違いは過去に何度もある。その都度、青タンみたいに晴れ上がったり大きなあざになる。またテープで皮膚がボロボロになる。
ここの病院の処置では左腕に二本ずつ点滴を刺し、暫くしたら右腕に切り替えるというものだった。もう僕の腕全体はテリーマンの両腕が落ちる時の色だった。
明日血液検査をして結果次第で食事開始とのこと!明日に備えて何をすればいいものかワクワクしてきた。箸とスプーンを買った。
そして無事に差し替え終了し、なんか痛いけど、取り敢えずホッとしたのでご褒美にジャスミンティーを一口。久し振りに味のあるものを。でも?あれ不味い(-_-;)別物に感じた。

8日目

ビッグイベント。採血診断
朝6:30終了。あとはまな板の上の鯉。思えば1回目の入院では初回の検査でngが出て食事が延期になっていた。8:00回診時には結果まだで拍子抜け。夕方の回診。結果、良好だが明日MRIを撮って良ければ食事どの事。ガックシ、、、今日診断だせるとか言ってなかったか?腹減ったよ。

9日目

早く帰りたい!腹減った!と自分の中で大合唱。
午後だとおもってたmri検査が11:00に繰り上げ開始。おかげで検査結果が早く出たのてめでたく明日から食事ができることになった。検査時間が遅くずれてたら食事がまた遅れるかと思うと嬉しかった。
週明けに退院できるとのこと。月曜か火曜か。まあひとまず安心。最初の食事はまずい重湯だろうから期待はしないが早く明日を迎えたい。それを見越してふりかけを買った。

10日目

食事開始。朝からワクワク待っていると、最初の食事は重湯かとおもいきや3分粥程度のしっかりしたもの。煮菜とオムレツ、茸の味噌汁と食べごたえがしっかりしたものだった。お粥は半分しかたべれなかったが、満腹感を久し振りに感じた。
MRI異常なしという連絡を受けた。しかし前回よりも重症だったらしい。今後の生活をどう気遣おうか。
昼は完食。まああまり旨くはないが。ふりかけあって良かった。夕飯いまいちだが5分粥に。隣の爺の屁が煩い。実に屈辱的。

11日目

点滴外れる。朝飯の鮭が結構しょっぱい。昼飯から7分粥。鶏肉脂身が旨い。点滴外れたことだし風呂入りたいので、昼過ぎにこっそり抜け出し銭湯へ。風呂入ってマッサージして90分で帰ってきた。夕飯の鯖は脂が全く無いのに旨かったんだけどどう焼いたのだろう?

12日目

未明突然下痢で辛い。先生に聞いたら突然食べ物が胃腸入ったためで異常ではないとのこと。こちらもかなり元気になったので、隣の爺の屁が超うルセー。

13日目

いよいよ退院。医療費12万、マジΣ(゚◇゚;)か!金額たけ ー。多少補助もらえそうなので市役所に行って、それを病院に持ってきて再計算してもらって払う。
せめて昼はお祝いにノンアルビールと寿司にしようか!
翌日、支払い。市役所に行って助成の認定証をもらって、病院にだすと最大助成57600円になった。入院費諸合計15万が➡90020円に。

でも誓おう!もう二度とここには戻らん!

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