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仮説検証生活のすすめ 歳をとるごとに楽しく生きる♯1

はじめに

私は今40歳なのですが、この記事を読んでくださっている皆さんはおいくつでしょうか。
タイトルの通りなのですが、本当に歳をとるごとに、月日を重ねるごとに、生きるのがラクで楽しくなっているという実感があります。
もちろん肌のたるみとか白髪とか、目を細めないと細かい字が読めなくなっていて老化も感じています。
それでも若い時と比べると断然生きやすく楽しくなっている。
そしてそのためのコツがいくつかあると思っているのでこの記事ではそのコツのひとつを書いていきたいと思います。

1.仮説検証生活のすすめ

一つ目として紹介したいのが、生活の中で仮説検証を行っていくことです。

2.平均的な人はいない

「人を対象とした論文の読み方」という記事でも書きましたが、人には多様性があり、「普通の人」「平均的な人」はいません。
例えば、SNSやテレビなどで日本人の平均顔みたいな顔の写真を目にすることがありますが、この顔と同じ人はいません。
目、口、耳、鼻などなどすべてのパーツが平均的な人はいないということです。
これと同じように、なんとなく普通に見える人でも、あらゆる特性が平均の人はいないと言えます。

人の様々な特性について自分はどういう面が高いとか低いとかがあり、そうすると、様々な面に合わせてそれぞれにとって合う方法は違うということが生じてきます。
このようなことを心理学用語で適正処遇交互作用と呼んだりします。

3.では何が合うのか?

例えば最近SNSで、顔の皮膚が薄いか厚いかによって合うファンデーションが異なるという情報を見ました。
このように、こういう人はこれ、こういう人はこれ、と提示してある場合は、それを参考にしたらいいということになります。

4.そういう情報が無い場合は?

そういう情報が無い場合は、自分で試して自分に合う方法やものを見つける必要があります。
私はこの過程を仮説検証と呼んでいます。試行錯誤とも言う。

5.仮説検証生活のやり方

私なりの生活の中での仮説検証のやり方を書きます。

(1)調べる

例えば、体を軽くしたいと思った時に何をしたらいいのか。
たくさん方法があります。
まずはどんな方法があるのか一度調べてみることをお勧めします。
調べるとたくさんの情報が出てくるので大変迷うと思います。

(2)調べるときに気を付けること

1つ気を付けないといけないことが、健康や美容に関する情報には怪しいものがたくさんあるということです。
なぜ怪しいものがたくさんあるかというと、健康や美容はお金になるからです。
「健康になれる」「きれいになれる」と聞くと、健康になりたい、きれいになりたいと思っている人はお金を支払ってしまうことがあります。
その人にとって特に「健康」は大切であることが多いからです。
殻で感じる痛みや変化、また見た目の変化がある場合はなおさら、お金を払ってもいいからどうにかしたいと思うことがあります。
お金を払ってもいいと思う人がいるということは、お金を払わせたい人もいるということです。
特にお金がかかってしまうものは怪しいものが多いです。
お金を払ったのに、適切ではない治療をうけてしまうというのは本当に悲しいこと。
CiniiやGoogle Scholarなどでその方法にどれくらいエビデンスがあるのかを調べると良いです。
論文の質についても書きたいですが、とりあえず全くないと怪しいです。
また、その時も一人の人や一つの会社しか論文を書いていない方法は怪しいと思った方がよいです。

(3)試してみる

たくさんの情報の中で自分が納得できたもの、自分の生活の中で出来そうなことからとにかくやってみるということをおすすめします。
この「とにかくやる」というのが難しいです。
このハードルを下げるためにどれがいいのかあまり考えずに出てきてやれそうなものからやるという方法を採用しています。
いろいろ考えると行動が出来まくなります。
だけどとりあえず出てきたものからやるとすると、いったんやってみようと思えるのです。
やるときは、ひとつずつできれば候補のものを全部試してみるとよいです。
やってみると体感として何が合うのかが分かります。
分からない場合は2巡してもいいし別のやり方を試してもよいです。

(4)記録する

そして、やる時は一つ選んでとにかくやってみること、そしてやってみた時に記録をつけることです。
この「記録をつける」ということが仮説検証生活の一番重要なキモになります。
例えば私は、起床後に朝イチで運動するということに決めています。
これは、いくつかの時間に運動をしてみて、朝が一番心身の健康に良かったからです。
さらに運動の内容として何をしたらいいかということを今試しています。
これに関してもたくさん試していますが、現在いいなと思っているのが、リルヨガさんという方のYouTubeのストレッチ・筋トレです。
リルヨガさんが出しているYouTubeの動画を色々とやってみて、それでどうだったか、自分の体には何が合いそうかを試してはメモしています。
一個前の記事の読書メモのように紙のノートに記録することもあります。

iPhone 画面メモ リルヨガやってみてよかったもの1
iPhone画面メモ2 リルヨガやってみてよかったもの2

このめも・・・よく読むと結構恥ずかしいですね。まぁいっか!
記録するときにその時の気持ちややってみてどうだったかを書きます。
ここにはそれに加えて強度が自分に合っていたか、伸ばしたいところが伸ばせたか、などなどを書いています。
記録することをお勧めするのは忘れちゃうからです。
覚えてる!大丈夫!と思っても、忘れます。
逆に忘れられるよう(頭の容量を使わなくていいように?)に記録しています。

(5)比較する

メモでいうと、△、○、◎、🌸とあって、🌸がついているものが特によかったものです。
🌸がついているものの中から、掛けられる時間に合わせてやっています。
また、立ったままで前屈がうまくできないという悩みがありました。このメモでは見えていませんが、この中にあった動画のおかげで原因はふくらはぎが伸びないことだと気づきました。
頭で考えることも大事ですが、自分にとって合うかどうかはやってみて体感しないと私はわからないし、続けようと思えないので、とにかく体感して、記録して、よかったものを続けています。
この繰り返しで長期的に人生がラクになるしよくなるし楽しくなる!
一度よさそうなものを全部やってみて記録して、比較する。
ぜひいろんな面でやってみてください。

そして年を取るごとに楽になる方法はあと2つくらいあるので(時間割引率の話、熟達の話)それもこれからそのうち書けたらいいなと思います。
気になる方はまた見に来ていただけると嬉しいです。

それでは、最後まで読んでくださってありがとうございました。
楽しいことがありますように!

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