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「みおちゃんちにも 夏は来ぬ」ー2014年 橋田賞新人脚本賞 応募作品ー

副題「独身アラフォー女が『渡る世間は鬼ばかり』の橋田賞向けに、むりやり嫁姑問題のシナリオ書いたら一次審査を通過した!(汗)」です。

【作品紹介】
2014年 橋田賞新人脚本賞 応募作品。
本作は、45分のドラマ作品のシナリオです。
原稿用紙20x20で65枚、約18000文字。
作風は、合唱部の女子高生の家族のホームドラマ(嫁姑問題あり)。
対象は、40代~60代女性。
介護に悩んでいる人が楽しんでくれたらいいなぁと思っております。
また、同賞に応募しようと思っている方の参考になれば幸いです。

【余談】
この作品を提出後の2015年から2019年まで毎年、TBS局内での脚本講習会のお知らせを橋田文化財団から封書でいただきました。
一次審査を通過した応募者全員に送っているとのこと。
とても嬉しかったのですが、日時が仕事の繁忙期とかぶっていて、結局一度も参加することができませんでした。
それでも何年にも渡りご案内をいただき、ご丁寧な対応をしてくださったこと、感謝しております。
ありがとうございました。

あらすじ】1分でわかるダイジェスト動画も公開中!

森村深緒は、合唱部に所属する女子高生。
だがその合唱部で、深緒は部長の万里奈からイジメを受けていた。
さらにイジメの一環で、文化祭でソロパートを歌わされるはめに。
思い悩んだ深緒は、家に帰ると認知症の曾祖母そうそぼ、キヌに、ブツブツと独り言のように愚痴を吐く。
そんな深緒の態度を良く思っていない、祖母の弥栄子。
弥栄子はキヌの介護をしながらも、この家に嫁いだ頃、嫁イビリをして来たキヌを許していないのだ。
そんな時、キヌが危篤になって緊急搬送される。
チューブにつながれたキヌを見て、深緒は人間の命のはかなさを知る。
結局キヌは、容体が回復し退院。
しかし介護に苦しんでいた弥栄子は、それを喜べず、そんな自分に苦しむ。
深緒は、弥栄子がキヌを介護してくれているおかげで、自分は人生を精一杯生きる大切に気づいたと打ち明ける。
そしてソロパートを一生懸命歌うことを決意し、弥栄子を文化祭に招待するのだった。

【登場人物】
森村もりむら 深緒みお(17)      女子高生
森村 華絵はなえ(44)      深緒の母
森村 勝彦かつひこ(44)      深緒の父
川嶋 弥栄子やえこ(23)(69) 深緒の祖母
川嶋 キヌ(51)(97)  深緒の曾祖母
五十嵐 公佳きみか(29)     合唱部の顧問
道下みちした 万里奈まりな(17)     女子高生
小滝こたき 風子ふうこ(17)      女子高生
野添 栞のぞえ しおり(17)       女子高生
部員A(16)        女子高生
部員B(16)        女子高生
司会(18)         女子高生
道下 雅子(41)      万里奈の母
医者(45)
看護婦(27)

【本編脚本】
PDF形式のシナリオを添付しております。

【挿入曲紹介】
「夏は来ぬ」
作詞:佐佐木信綱
作曲:小山作之助

「鎌倉」
作詞:芳賀矢一
作曲:不詳、文部省唱歌



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