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juzen
2021年2月4日 08:19
昭和61(1986)年6月25日(水)午後3時ごろ午後の練習が終わって、ロッカー室に戻ろうとしたところ、教室の隣のトイレの前で、私(鶴山先生)に声をかけてきた男がいた。背の高さは私より低い感じで、壮士風に頭髪を長くし、髭顔の男だった。上衣は作務衣し立てであるが、上物の着物地でタップリとした着付けに、上物の外出用の袴を着け雪駄を履いていた。「鶴山先生?ですか。」「そうです。」誰だろうと思った。「