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2022年、10の抱負。

新年あけましておめでとうございます。今年も仕事始めに合わせ、1年の目標を言語化して脳内に常駐させ、よい連鎖を生み出していきたいです。

2021年はリモートワークやオンラインMTGが定着、対面する機会が少ないながらもクライアントとの良好な関係を築き、順調な営業をすることができました。45期(8月決算)では当初計画の売上を達成し、目標であった従業員への還元も実現できました。

リモート環境の全てがよいわけではなく、非対面がゆえのコミュニケーションロスはありましたし、現地に行けず思うようにディレクションができなかったこともありました。それでも、そのときどきの制約のなかで、「できない」ではなく「どうやったらできるか」を考え、実践するいいきっかけになったと思います。

2022年は、withコロナ時代の諸課題を真正面から受け止め、工夫し、自分たちの使命を全うする努力を怠らず、前に進んでいきたいと思っています。


1. コミュニケーションの質を向上させる

まずは、働く環境から。現在長野本社のメンバーは、在宅か出社かを自由に選べる形式(水曜だけ全員出社)で営業中。仕事の状況に応じて各自判断し出勤してもらっています。いまのところこのルールが定着していますが、「みんなで一緒に働く、チーム力を発揮する」という点での最適解にはまだたどり着いていないと思っていて、今後も試行錯誤が続くでしょう。
リモートで起こりうる問題を放置してしまわないよう、耳を傾け、声を拾い、課題化することを怠らないようにしたいです。 ツールの活用など、皆で働く実感がもてる環境づくりとケアを、今年はさらに力入れてやっていきたいです。「ハイブリッドワーク」を軸に、働きやすく、健康で過ごせる職場を目指します。

以下の記事は、withコロナ時代の働き方について多くの示唆があり、参考にさせていただきたいです。


2. みんなで「超える」体験を

現在、自社サイトのリニューアルに向けてメンバー全員でプランニング中です。これまで24年間、ほぼ僕の独断のなかで自社サイト制作・運用をしてきましたが、そのやり方をやめて、メンバーから提案してもらう形で進めています。自社サイトはまさに「自分事」なので、このプロジェクトで、ひとりひとりが高い視座を持って取り組み、エルのバリューでもある「超えるをつくる」体験をしてもらいたいです。僕は、役割としてはクライアントの立場ですが、「壁」として対峙するのではなく、あくまでも目的に向かって一歩前へ歩みを進めるための伴走者でありたいと思っています。


3. 新しいスキルの獲得

メンバーとの面談や、週末雑談会を開催していくなかで、それぞれが新しいスキルを獲得すべく取り組んでいること・やってみたいことが可視化されています。とても嬉しいことです。After Effects、Processing、Blender、WebGL、ライティング、Git…。そういったことが実際に仕事・案件で活かせるようになってほしいと思いますし、会社としても応援・支援したいです。
また、メンバー間の経験値やスキルの差を埋めるべく、社内での情報交換も活発に行えるとよいです。


4. 外部ブレーン・パートナーと連携する

いい仕事をするにはいい人材が欠かせません。社内メンバーのスキルアップはもちろんですが、外部の方との連携も引き続き強めていきたいです。社内の人材が足りないからではなく、一緒につくったらいいものができる!という視点で、外部のデザイナー、ライター、フォトグラファー、イラストレーター、エンジニアなどのプロフェッショナルと手を組み、質を高めていきたいです。


5. 顧客に会いに行く。提案の機会を増やす

年々直クライアントの比率が増加し、つまりは直接提案する機会も増えてきました。クライアントの懐にしっかり飛び込み、どんな価値を提供できるのか、しっかり提案をしていくことが大事。
ディレクターがしっかりプロマネしつつ、要所要所でデザイナーやエンジニアもクライアントに提案・折衝するスタイルが定着してきました。
クライアントと直接コミュニケーションできる環境では、より主体性が発揮されるはずです。


6. みんなの「好き」を、もっと知る

リモートワークによって雑談の機会が少なくなったことは事実ですが、オンラインでも計画的にその機会をつくることで、むしろ盛り上がりを見せることもあります。
エルでは、もともとリアルでも週末雑談会を開催していましたが、リモートになって以降顕著なのは「面白かったマンガ」「おすすめ番組」「おすすめポッドキャスト」「好きなデザイン」「今年買ってよかったもの」など、”みんなは何が好き?“とコミュニケーションが膨らむことを前提としたネタがとても増えたこと。コミュニケーションしたいという表れなのかもしれませんが、仕事に直接関係ないかもしれないけど、だからこそお互いを知ることになる。そんなネタは大歓迎です。


7. いいものを作る

もっと、よりよいものを作るにはどうしたらいいのか?スキルアップを図ることはもちろん、案件進行のプロセスの中で、できるだけ多くの目に触れフィードバックできるような機会を用意するなど、仕組みを改善していくこともそのひとつです。間接的ではありますが、作業効率の改善も引き続き行い、有効に使える時間を増やすことも大切です。


8. ストック収入を増やす

運用・保守案件の割合を目標レベルまで引き上げること。それは、顧客との継続的なつながりを増やすということであり、クライアントの事業を「考える」「作る」だけでなく「育てる」お手伝いをすることにほかなりません。


9. 若い人に夢を

一昨年、昨年に引き続き、2022年も市内の美術専門学校での特別授業を引き続き担当する予定です。昨年よりも深く関わらせていただくことになりそうですが、現場での経験をしっかり還元して、若い人の道標になれるよう、準備したいと思います。


10. イベントを行う

個人的には、「好きな場所で仕事をしてみる」というチャレンジができました。ワーケーションを実行し、いきいきと働くことを、自ら率先して実行できたらいいなと思っています。

そして、昨年はメンバーでキャンプに行ったので、今年もイベントを企画・実行したいです。クライアントでもある、軽井沢ピッキオのネイチャーツアーとか行きたいです。


おわりに

共感と、成長と、安心。今年もこの三つの大きなテーマを持ちつつ、「らしさをデザインする」という私たちの使命が果たせるよう、年始からエンジンをしっかりまわして取り組んでまいります。楽しく過ごして、いいカタチで年末の振り返りができれば嬉しいです。

最後に、個人的には温泉100箇所くらいは訪れたいです。温泉ソムリエの資格もとれたら…なんて目論んでいます。

みなさま、今年もどうぞよろしくお願いいたします。


有限会社デザインスタジオ・エル
代表取締役 ハラヒロシ

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