年間休日＋18日、自由意志の行動が増えた
今日のお題は「#休日のすごし方」。うちの会社は2021年から年間休日増やしたのですが、そのおかげで自分で、自分のためのルールを決めて自発性で動く時間が増えたと思っています。
昨年から、年間休日増やしました
うちの会社はずっと年間休日105日でした。法が定める最低限の休日日数です。入社以来ずっと当たり前のことだったので、自分の感覚としては特に少ないとは思っていませんでした。しかし、メンバーからは休みを増やしてほしいという要望もあった（知った）ため、社長になった翌年の2021年、メンバーとも話し合い熟慮した結果、完全週休二日制を導入。年間休日が123日に増えました。（※2022年は124日）
前年比＋18日。事業承継したばかりだし、売上のこと考えると、いきなり変えて大丈夫だろうか…という不安もありましたが、メンバーも効率化に協力してくれていたし、すべての案件のスケジュールコントロールもできていることから、思い切って一気に増やしました。朝礼で発表したら、拍手喝采起こったことは今でもよく覚えています。
あれから2年近く経ちましたが、休日増やしたことは全く問題ありませんでした。以前から残業ゼロにほぼ近いレベルまで働き方は変わっていましたし、「どうしたら休日が増えるか」をみんなで真剣に考える土壌ができていたのだと思います。休日出社するメンバーもいまのところありません。メンバーからも感謝の気持ちを直接伝えてもらったりと、変えてよかったなぁ…と思います。
振り返ると、うちの会社もかつては長時間労働が当たり前、働いてこそなんぼ、という空気感だったと思います。今では「みんな、ちゃんと休んで！」と心から思えます。健全だと思うし、かつての感覚は恐ろしいとさえ思います。
僕自身、ネット黎明期から突っ走ってきて、会社の中では新しいことに取り組んでいる立場・意識でやってきたつもりでしたが、年長者となった今、これってもう古い考えだなと気づかされることもいろいろあり、その一例でした。
産休・育休の事例も生まれた
エルの長い歴史で一度もなかった産休・育休取得もこの2年で2人が利用しています。社員それぞれに異なるライフステージがあり、家庭の事情もあります。出社も在宅・出社の選択を自由にしたことで、「出社か、欠勤か」の二択以外の選択肢ができたことはよいことだなぁと思います。
僕の休日
さて、僕個人に目を向けると、以前は土曜が休みだったり出社だったり曖昧な存在で、休みであれば妻と一緒に過ごすのが当たり前、という感覚でずっと生活してきました。それが、土日必ず休みになることによってもう一度休日の過ごし方について話す機会が生まれ、土曜日はお互い自由に過ごそうということになりました。「土曜は何もかも別々、お互いソロ活」という明確なルールを作って、仕事行こうが遊びに行こうが気を遣うことがなくなりました。空いた余白は無理に埋めようとせず自分のことに。という新たな距離感づくりができたと思います。
土曜日のソロ活① 山や温泉に行く
僕も妻も、山へ行くことが大好きなのですが、それぞれのペースややりたいこと、そのとき行きたい場所は違います。例えば、僕はせっかく山に行ったら、美味しい空気を吸いながら少し仕事でもしたいな、と思ったりします。
そんなわけで、僕は僕の好きな山へ、自分のやりたいことをしに行くようになりました（私も連れていけ、とならないのがいい）。
おかげで、自分のペースで滞在する時間が増え、満足度があがりました。去年はこんな記事を仕上げることもできました。
土曜日のソロ活② オフィスに行く
せっかく休日増えたのに会社いくんかーい！と突っ込まれそうですが、僕は根っからの「公私混同・公私同一」タイプ。休日にオフィス行くのも、やらされているわけではなく、行きたいから行く。すべて自由意志。仕事したり、雑務こなしたり、平日読めなかった本を読んだりと、緩やかに過ごします。つまり、休日が増えた＝自由意志で動ける日が増えた、と捉えています。
「炎ではなく、ずっと周り続けるエンジンが大事」と考えているので、完全オフでエンジンを切ることが逆に疲れちゃったりします。エンジンをゆるくかけた状態で好きなことに取り組むのは心地よいのです。日曜夜に「公」に切り替えなければいけないツラさもなくて、僕にとってはこのスタイルが気持ち的にラクです。
そういえば、ソロ活といえばこのドラマ好きです。
日曜日の過ごし方
日曜日の過ごし方はほぼ決まっています。
＜午前〜昼＞
・朝早く家を出て、山、道の駅、直売所めぐりなど
・早めの昼食、だいたい12時過ぎには帰宅
＜午後＞
・僕は昼寝
・猫と遊ぶ
・直売所で仕入れた野菜・キノコ類で夕飯作る
日曜の午後は、なるべく何もしない時間にしたいと思っています。
＜夜＞
・大河ドラマ（今のところ、12年連続完走中）
休日最後のお楽しみにはなんといっても大河ドラマ。休日の締めくくりに大河ドラマがあるのは幸せです。今年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』は、ほんとうに面白い。面白すぎる。
最後に
冒頭でも触れましたが、休日が増えたことで、自分で自分のためのルールをつくる選択肢が増え、そのルールを実行するという自発性の機会も増えたのだと思います。自発性が増えることで自分らしく生きることにつながっていくといいのかなと思います。
最後に、休日のお手本写真を一枚。猫からは見習うことばかり。
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