見出し画像

プロポーザルに落選した話

こんにちは、Agile Studioエンジニアの岡本です。

これはスクラムギャザリング&スクラムフェス Advent Calendar 18日目の記事になります。

RGST2023のプロポーザルにウォーターフォールで挑み、見事「プロポーザルに落選する」実績を解除してしまったので、簡単に供養しておこうと思います。

内容がウォーターフォール

「みんな馬鹿にしてるけど、ウォーターフォール時代のスキルって大事なこともあったよね。それってなくなると困るんじゃないかな?」という内容です。

ポエム気味ではありますが実は最近わりと真剣に考えていることもあって、最近の大アジャイル時代は「いかに上手くアジャイルをやるか?」の話はあっても、「いかに上手くソフトを作るか?」みたいな話は減っているように思います。
でもそこには先達が残してくれた、ソフト開発に対する貴重な知見がたくさん埋まっているような気がしていて、それを次の世代に伝えていくのって実はウォーターフォール育ちのオジサン世代(失礼)エンジニアにしかできないことなのでは、と言う気持ちを何とか言語化したかったのです。

例えば設計に関して言うと、別にエクセルやワードで要件定義書や詳細仕様書をカチッと書きたい訳じゃないですけど、何となくユーザーストーリー話し合ったら早速コード書きましょう!みたいなノリだと、大事なところを見過ごしたり、結局は遠回りになっちゃうのでは?みたいな話です。

別の機会に少しだけ書いたのですが、もう少し深掘りしたい気持ちになっています。

やり方がウォーターフォール

今回プロポーザルを提出したのは、確か締切の最終日か良くてもその前日だったと思います。そして提出した後は全く加筆修正やブラッシュアップをすることなく判定会議が終わるまで(言葉は悪いですが)放置していたのでした。

一応ちょっとだけ言い訳をするなら、自分の中では「提出物は期日に提出した後は自分の手を離れるもの。後になって手を加えるのは反則」みたいな謎の思い込みがあって、なんかムキになって自分のプロポーザルを見返さなかったのですよね。

最初に決めたスケジュール(締め切り)に成果物を一気に出して、一切のフィードバックや改善なし。これってまるでウォーターフォールのやり方ですよね。というのは後になって気づいたのですけど。

後になって色々考えていたら、以前に@kawagutiさんがプロポーザル採択までの一連の流れをまとめているのを見つけて、なるほど〜〜〜ってなりました。

さらに成果物は早めに出してフィードバック回して行こう!ってそのものズバリのエントリを@dora_e_mさんがこのカレンダー(11日目)で書かれていて、ホントまさにこの通りなのでした。

次のアクション

落選した当初は正直言うと気持ち的にちょっと凹みましたが、こうやって整理していたら回復してきました。

上でも書きましたが内容的には自分なりにもうちょっと深掘りしたい命題でもありますし、プロポーザルのやり方についても色々学ぶべきところがあったので、近いうちにチャンスを探して再挑戦したいと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?