〖目からウロコ・話し上手は聞き上々手〗

｛話し方教室よりも聞き方教室へ｝

一般には”話し上手は聞き上手”と言われていましょう、ですが実際には更にその上なのですよ。

ナゼならですね、「うんうん、なるほど」との相槌は話の質を一気に高める〔開けゴマ〕だからなのでした、それは内容の密度を急上昇させる魔法の呪文だと言い定めても過言ではないでしょうね。

つまり、会話というモノは相手の言い分を先ず受け入れることから始まるのですよ、そうでないと直ぐに言い合うだけの議論と化してしまうからです。

もっとも議論や討論とて百％の否定は有りえませんから、主張したいことの大方は修正意見なはずですよ。

それならば「その点のコレは概ね良いですね認めましょう、その上でコノ部分は少し変更を望みます」と軌道修正を求めるのですよ、すると互いに満足し合う結果が得られるのではありませんか。

何しろ会話どころか話し合いでもなく討論でもない、いわば”投論”にまで成り下がってしまっているのをシバシバ見かけますが、これは頂けません、最低でしょう。

はい、これにてメデタシめでたし。