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記事の新たなテーマとして、人とは何か?について書いてみようと思います。(たぶん続きます)

人とはいったい何者なんだろう

このことに気付かされたのは、幼少の頃でした。
もう何十年も前のことです。
家の居間には、母が使う三面鏡というお化粧や着物の衣装を着るための鏡がありました。
正面は固定で、両サイドは自由にほぼ180度動かせます。
着物を着るときに帯を結びその形を確認するときにこの三面鏡が役に立つのです。
後ろ姿をビシッと決める時は、必須の道具です。
最近はあまり見かけませんが、長持ちするので実家などにある人もおられるでしょう。

子ども心に三面鏡で遊びました。
別にお化粧するわけじゃありません。
リップをつけてみることもありません。
ぼくはそういう癖はありませんでした。
そんなことよりも両サイドの鏡に映る姿を見て楽しんでいました。
何人もの「ぼく」がいるのです。
鏡の角度を変えれば、はるか向こうに同じ「ぼく」が見えます。

最初に鏡を正面に見て気づいたのは、右手は左にあって左手は右にあって、不思議な存在な「ぼく」がいるでした。
こいつは「ぼく」でないのはなんとなくわかりました。
喋らないし、指図もしない、ずっとニヤニヤしています。
けれど、父親が撮った写真に似ているから、多分「ぼく」なんだろうと思いました。

自分という存在はどれをもって自分と言えるのか。当時はそういう考えではなかったのですが、いろいろな自分がいるなら、他の人もその人一人ではなく、いろいろなその人がいるのかもしれないと思ったのです。

それが、人とはいったいなんなんだろう
わたしは誰、あなたは誰、なぜ今ここにあるのかの原点でした。

以後成長して理屈を学ぶと、ますます気になりだしました。
なぜ、という疑問に対して対峙してい苦ことになりました。
もちろん数十年経っても解決はしておりません。
、、、続きます。

活動のために使いたいと思います。みなさんの人生時間を幸せな時間で満たせたらと思います。読んでいただいてありがとうございます。