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挨拶ができるといいね。(縁と運その8)

基本的なことだけど

ありがとう、ごめんなさい、をタイムングよく言えること。
日常の挨拶をどなたに対しても行うこと。

この二つのことができるようになっていると素敵です。

挨拶というのは訓練次第でいかようにもなります。
おはようございます、こんにちは、こんばんは、お疲れ様です、行ってきます、お帰りなさい、おやすみなさい、こういう単語を声に出して言えばいいのですから、そう難しくはありません。毎日毎日繰り返して声に出してみてください。そのうちに言えるようになります。

挨拶は感情を込めなくてもよいものです。もちろん笑顔で挨拶できることに越したことはないですが、普通の顔して言葉を発していれば相手の人に伝わります。相手の人は無視されていないと感じるし、見られているなと意識もします。挨拶はこちらの存在感をアピールする道具と思っておけばよいのです。

少し難しいのが、ありがとう、ごめんなさいの黄金のコンビです。
これも、普通の顔して言葉を発すればよいのですが、タイミングが少し問題です。
もう一ついうなら、そこは「ごめんなさい」なのか「ありがとう」なのかの使い分けです。タイミングはその都度練習するしかないです。
恥も外聞もなくありがとうございます、ごめんなさいと思ったときに言うしかありません。
言った時の相手の人の反応を見て、タイミングや使い方が正しいのかを見極めることです。
身内の人なら注意もしてくれるでしょうから、縁のある人には進んで使ってみましょう。
ただただ、ありがとう、ごめんなさいと言葉にしてみるだけです。

ところが、ごめんなさい、ありがとうを言うのに、みなさんのプライドが許さない時があるだろうと思います。これがあるから言えないことが多いはずです。
せっかくしてあげたのにどうしてありがとうを言わないんだと思い、こちらから言うこともないやとプライドが邪魔をして、ありがとうの言葉を出さない。
嫌いなやつなのにごめんなさいなんて言うことないと思ってしまう。
それらは子どもの喧嘩みたいなもので、子ども同士の変なプライドと同じです。もし大人の世界にいるなら、たとえ心をこめられなくても、ありがとう、ごめんなさいを言える方が、よほどカッコいいと思います。

挨拶がいつも言える、ありがとう、ごめんなさいが口からすっと出るのは、素敵な大人の身だしなみです。
得をするとか損をするとかの次元ではないのです。
ああ、あの人は大人の対応ができる紳士淑女なのだと思われる得があるかもしれません。
紳士淑女ならお付き合いをしておいても損はないわ、と思われるかもしれません。
縁はどこからやってくるか、わからないです。

自然に言葉を出せることが、縁につながっていくのだと思います。

最後まで読んでいただいてありがとうございます。

#コラム #エッセイ #人生 #縁と運

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