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本を読む

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娘が生まれてからずっと、寝る前に本を読んでいます。絵本から始まり、今は物語。いつまで続けられるかな。
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記事一覧

世界を肯定する

心に、書き留めている文章があります。 これは、講談社文庫「たのしいムーミン一家」(ヤンソ…

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行きて愛せ

中野孝次さんの本で、ブレイク(1757-1827)のこの詩を知りました。 全集の雑纂編にひっそり…

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人生には、良いことしか起きない

生きていると、 いろいろ納得のいかないことがありますよね。 でも、起こった以上、すべて自分…

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「最上のものはなお後に​来たる」 はらまさかず

『アンの愛情』を娘に読んでいる。 物語のなかに、19世紀イギリスの詩人ブラウニングの詩が引…

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ヘスター・グレイの庭

 モンゴメリ「アンの青春」第13章。  土曜日にピクニックを楽しんだアンたちは、森のなかに…

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落ち込まないで、案外うまくいくから

 『赤毛のアン』を読み終え、マシュウの死を悼むため、夜の朗読を少しお休みした。次は何を読…

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苦悩に大きさなんてない

 「夜と霧」(新版、ヴィクトール・E・フランクル、池田香代子訳、みすず書房)の中に、収容所のユーモアという章がある。そこには、こう書かれている。  ユーモアも自分を見失わないための魂の武器だ。ユーモアとは、知られているように、ほんの数秒間でも、周囲から距離をとり、状況に打ちひしがれないために、人間という存在にそなわっているなにかなのだ。  フランクルは収容所で、気心の知れた仲間と、毎日義務として最低一つは笑い話を作ろうと提案する。それもいつか解放され故郷に帰ってから起こる

『ジム・ボタンの機関車大旅行』を読んで はらまさかず

ジム・ボタン読み聞かせ第24日 「きざはし」 読んでる途中、わからない言葉が。 きざはしって…

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『ムーミン谷の彗星』を読んで(2) はらまさかず

ねる前の娘に無理やり聞かせるムーミン朗読39日目。 「はい虫」って、なーんだ? 這い虫だろう…

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『ムーミン谷の彗星』を読んで(1) はらまさかず

娘に、ムーミン谷の彗星を読んでいます。 今、ネオワイズ彗星が来ていますが、偶然です。 訳が…

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『赤毛のアン』を読んで はらまさかず

赤毛のアン1 8月から始めた「赤毛のアン」の朗読。 中二の娘が寝る前に聞かせている。忙し…

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