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8月ピジョリザ

 皆様こんにちは、はらです。
 noteの執筆は約2年ぶりになります。でんぼさんが始めた「#福岡ポケカレポート」の取り組みに共感したため、私も自身のレベルアップの為にレポートを書くことにしました。
 普段は仕事や育児もあるため、なかなか自主大会に参加することが出来ていませんが、今月は3つの大会に参加出来たので、今回はそれらのレポートをまとめて投稿することにします。(お盆休み明け初日が忙しくなくてよかったです。明日から忙しくなるので、今必死に書いています。)

 なお、使用デッキはいずれもピジョット型リザードン(以下ピジョリザ)です。構築はありくんのレシピを参考にさせていただきました。

 勝手ながら宣伝させていただきます。素晴らしいnoteなので、特にピジョリザ握っていてまだ読まれていない方は是非読んでみてください。


8月4日5人チーム戦(ぼりっくさん主催)

サマヨール⇒かがリザに変更

1戦目:ルギア 後5-6‪✕‬チーム‪✕
‬先2で裏のポッポを狩られるが、手札にあったネジキから即ピジョ立ててドヤ顔。ヨノワールでチラーミィ取って相手のアタッカーを枯らす。最終盤にフトゥー使ってリザとピジョのみの盤面作るが、相手からもネジキ飛んできて即チラチーノ完成。リザがチラチーノに倒されて負け。

2戦目:ミラー 後6-4〇チーム〇
相手のピジョ狩りからスタートし、こちらがサイドをリードする展開。相手がこちらのヨマワル枯らしながらリザ押し付けワンチャン狙ってくるも、ネジキサマヨール+バーニングダークで前のリザ取って勝ち。

3戦目:ギルガルド+岩ガポン 後6-4〇チーム‪✕‬
V+exから技のダメージを受けないガルドと岩ガポンを組み合わせたデッキ。システムポケモンとしてピジョex入り。対戦終了後に話を伺うと、やはり完全にリザメタとのこと。序盤は相手にサイドを取らせて、2-6から反撃開始。ブライア+カウキャ+スタンプしながら裏のピジョexを取り、サイド2-3。次にナンジャモ+カウキャで裏のかがやくアマージョを取り、最後にゴージャスマント付きのガルドをかがリザで倒して勝ち。

4戦目:ディアルガ 先6-5〇チーム〇
相手が序盤にエネのテンポロス。先にリザで裏のメタング狩りを始める。ディアルガにエネが付き始め、リザにきっちり120点乗せられる。その後クロノス⇒ブラストでリザ+ピジョが消し飛ぶも、手札干渉しながらかがリザ押し付ける。ボス引かれず前のかがリザ倒してくれたので、リザ立てて勝ち。

5戦目:ミラー 先4-6×チーム×
序盤にこちらの展開が遅れる。ピジョ立てるもサマヨール+負けん気で即狩られる。途中の動き的に、相手はボスが1枚しか無さそうな雰囲気だったので、サイドを常にリードさせながらリザで受け回し。ボス引けば勝ちのトップ勝負まで持っていくも、ボス引く前に相手のヨノワール完成して負け。

総評
 毎ターンのゴールまでに必要な札を計算する速度(=マッハサーチで何持ってくるか判断するための速度)がまだまだ不足しているため、引き続き練習要す。
 ネジキが相手の意表を突けて偉すぎた他、ベンチの負け筋となるロトムやネオラントなどをサイド1ポケモンに交換出来るのが素晴らしかった。応用力が高く、枠を割いているフトゥーや崩スタの代用にもなり得るかもしれない。このあたりは要検討。
 マッチアップの都合上、かがリザが文字通りかがやく場面があったが、今回のような対面であれば採用しなくても何とかなるなぁと感じた。今後の環境的にタケポンが増えそうなので、枠と相談。練習のため(かがリザのありがたみを感じるため)に、試験的に一度不採用にしようと思う。
 マナフィが不要な対面でマナフィスタートを3回して、ベンチ枠が常にカツカツだったので、ずっとマナフィにキレてた。クビで。代わりにドラパを意識して、ペパーで持ってこれる勇気のお守りを試してみる。一応お守りを貼ったらどのタネポケモンでも手裏剣は耐えられる(トライフロストは知らん)。
 サマヨールまたはヨノワールがサイドに落ちると途端に厳しくなるため、枠があるならせめてどちらかは2枚(出来ればどちらも2枚)にしたい。
 エースペは自身のプレイスタイル的に、スタンプで合っているなと感じた。

8月12日戦道九州

早くブライアのSRをリストに反映させたい

前回からの構築の変移
out⇒マナフィ、かがやくリザードン
in⇒サマヨール、勇気のお守り

1戦目:ミラー 先4-6×
初手並ばず、ポッポの内に取られる。終盤、ヨノワール+サマヨールとバーニングダークでこちらのリザラインが枯れる。返しにネジキからリザ立てるのを狙うも、さかてにとるだけでは要求足りずに負け。かがリザ採用していたら勝てていたのが悔やまれる。

2戦目:大空洞タケポン 先6-4○
ヨマワル入り。序盤から順当に殴り合い、相手ラストエネ1枚足りず、前のリザ倒されず勝ち。心臓に悪い。

3戦目:サーナイト 後6-4○
序盤はお互いゆっくりな立ち上がり。クレッフィ前でロトム使えずも、相手も盤面が渋い。中盤にボムスタンプでキルリア枯らしながらカウキャでサーナイトを倒し、相手が止まったのでそのまま押し切って勝ち。

4戦目:大空洞タケポン 先4-6×
相手序盤遅れるも、こちらもポフィンとスタンプしかなく、相手の攻撃待ち。プライムでポッポ取られてからスタンプ打って展開スタート。終盤、ナンジャモ後に相手のホーホーをヨノワールで取らないアホプレミをし、返しにヨルノズクからガラスのラッパとオーリム持って来られて、前のリザが吹っ飛んで負け。

5戦目:古代バレット(ツキex入り) 先4-6×
相手は常にツキ2面のみの盤面のため、途中でヨノワール+サマヨールとネジキで種切れ狙えるタイミングがあるも、前ターンにネジキ用の種ポケを置かなかったプレミで、この作戦が通らず。作成が通らないにしても、とりあえずツキに130乗せた上で新たな種ポケモンを置いておけば、終始種切れの圧かけることが出来たなぁと反省。
ポケストップ残り続けたせいでシクボ拾われるなど、手札干渉全て乗り越えられて、最後は前のリザに330出されて負け。

その後、身内3人と一緒に遊ingのジムバトルへ参加。
使用デッキは戦道九州と同じ60枚。

1戦目:ロストドラパ〇
ボムとボムでひたすらドラメシア狩って勝ち。
2戦目:ミラー〇(iketan)
相手のスタンプ+ピジョ狩りのあとにこちらのスタンプ+ピジョ狩り通って、最後はボス引かれず勝ち。
3戦目:タケポン〇(あかそら)
スタンプとナンジャモでバグらせて勝ち。
4戦目:ドラパ×(シロシ)
終盤のスタンプ+ピジョ狩りの返しにボス引かれて負け。
5戦目:ピジョリザ〇
相手事故ってたからボムでポッポとか取りながら盤面固めて、そのまま押し切って勝ち。

身内3人全員と当たるって何事…
シロシに負けたのが悔しすぎた。

総評
 やはりタケポンは一定数いた。かがリザ抜いたのは結果として間違っていた。ムズい。ツキとかも増えそうなのでかがリザは再度採用。
 マナフィは抜いて良かったけど、代わりに採用した勇気のお守りは活躍しなかった。使わない札に割くような枠は無いです。
 ネジキを採用していることもあり、フトゥーの使用機会が少ない。相手のスタジアムを割る手段が無いのが気になるため、フトゥーの役割に似た崩スタを採用したい。1エネかがリザの逃げられない問題は今までフトゥーで対応していたが、ネジキでトラッシュの逃げエネ1と入れ替えすればいいので、とりあえずフトゥー無しを試してみることにする。(本当に大丈夫か?)
スタンプ打つ時にカウキャも打ちたい場面が多い。ネジキやブライアの採用も相まって、ボスを打つ機会が少ない。よって、ボス2枚目⇒カウキャ3枚目へ変更のお試し。
 イバラや闘ガポンが無視できない数になってきたので、流石にキャンコロ入れるか~のお気持ち。入れたくはない。本当に枠が無いのでサマヨールさんがまた1枚に。悲しい

8月18日カロス杯

 光栄なことにご招待いただきました。ありがとうございます。

並びはタネ⇒進化派

前回からの構築の変移
out⇒サマヨール、勇気のお守り、フトゥー博士のシナリオ、ボスの指令
in⇒かがやくリザードン、カウンターキャッチャー、キャンセルコロン、崩れたスタジアム

1戦目:ピジョドラパ 後6-2○
相手の初動渋い、大樹からピジョ⇒ドラパが立って前のキチキギスに70乗せられる、ベンチにドラメシアラインは無し返しにネジキから大樹経由して前のヨノワールにボムバーニングダーク、その後出てくるドラメシアもボムとリザの攻撃で狩って、最後はボスでネオラント狩って勝ち相手の大樹を上手く利用出来た

2戦目:サーナイト 後3-3両×
お互いスタンプの構えでサイド進まない展開。ボムでサケブシッポに5点乗せつつカウンターでサナ取ってスタート。ヨマワル2体目が置けず。重力玉シッポでキチキギス縛られながらベンチのサマヨールを取られ、返しに勝ちきれなかったため両負け。序盤の判断が遅くて申し訳なかった。

3戦目:ミラー 先6-4○
お互いサイドに色々落ちててキツイ試合。先に前のロトムに180乗せられた返しに、色々無理やり動いてロトムを崩スタでトラッシュしながら相手の裏のピジョをボム負けん気で取る。返しにキチキギス取られるも、ボムブライアして勝ち。

4戦目:ルギア 先6-3○
相手序盤チラーミィ並ばず渋そう。先に前のルギア殴りからスタート。その後チラーミィ2体並べながらアッセンブル⇒2体に2エネずつ付けながらDTE2枚ルギアから180被弾。返しにヨノワールで裏のチラーミィ取りながらルギア倒す⇒ネオラントボスチラチーノでピジョ取られる⇒盤面整えながらチラチーノを倒す。ナンジャモ打たれながらレガシーネオラントでアクアリターンされてリザのトータルダメカンが300になり、ごっつあんワンチャン作られるも、ナンジャモでボス引いていたので勝ち。完全に運勝ちでプレイングダメダメ

5戦目:ミラー 先3-6×
ピジョは立ったけどロトム置けずに手札が常に細い。ボムとバーニングダークでヒトカゲ2体狩られて、負けん気かがリザでピジョ取りに行こうとするも、1ターン前にかがリザへエネ張っておらず、相手をサイド2にしないと殴れない状況になる。しかしベンチにピジョがいるため、サイド2にするとボスで負けなので殴れず。そのままひたすらヒトカゲ狩られ続け、最後にピジョ取られて負け。

総評
 運勝ちとプレミ負けの1日で非常に悔いが残る。エネ手張りするかの判断下手すぎ。
 イバラ単や闘ガポンには当たらなかったためキャンコロの真価は分からないものの、実際にイバラ単はいたし、対戦したサナにはミミッキュが採用されていたので、入れて間違いではなかった。
 負けん気を採用しているため、かがリザをプランに組み込みやすく好感触。
 ボス1は流石にやり過ぎた感ある。サナ戦と3戦目ミラーでボス落ちて序盤から攻められず辛かった。
 環境的にスタジアム多めのデッキ(タケポンの大空洞、ツキや古代のストップ、イバラのロストシティなど)が増えてきているため、崩スタは継続採用してみる。

3つの大会を通して

 PTCGLでナイトワンダラーのカードが収録されるまでまともにボム型のピジョリザを回していなかったので、総じて「まだまだ練度が足りていないな」と感じた2週間でした。ありくんのリストが強いだけに、自身の力不足を痛感しました。そしてミラーがまじで宇宙すぎる
 ヒトカゲはずっと3枚でやりくりしましたが、特に不便さは感じませんでした。枠がなさ過ぎて4枚に戻すことが出来ません。
 5人チーム戦に参戦するときからnoteの執筆は意識していたため、各対戦後にしっかり感想戦をするようにしました。とてもグッドマナーだったと思います

PDCAサイクルについて

 さて、ここでおとくんの記事にある"PDCAサイクル"について、少しだけ語りたいと思います。

 まずPDCAサイクルとは、Plan(計画)・Do(実行)・Check(評価)・Action(改善)の頭文字を取ったものです。下記に各プロセスを簡単に説明します。分かりやすくするために、例としてTCGに置き換えた内容も記載します。

Plan:目標や目的を決め、計画を立てる。
⇒例:大会に勝つために、環境や自身のプレイスタイル等を考えた上でデッキを選択し、構築を決める。使用デッキの基本的な動きを事前に把握し、マッチアップの可能性があるデッキの構築や動きを予習する。

Do:計画に基づき実行する。
⇒例:実際に大会に参加する。

Check:実行内容を検証する。計画通りに実行出来なかった要因を分析する。
⇒例:対戦内容を振り返り、デッキが予定通りに回ったかどうかや、自身の選択にミスがなかったか等、確認をする。この確認作業として有効なものが"感想戦"や"対戦レポート"等である。

Action:Checkでの検証結果を受け、どのような改善を行うか検討する。
⇒例:「サーチやドロー札が足りずデッキの再現性が低かったから、それらのカードを増やす。」「今の構築では環境に多い○○に分が悪いから、プレイングを検証する、または対策札を取り入れる。」等、○○だったから△△する、という検討を行う。

 このPDCAサイクルを実行することで、質(プレイヤー自身の力量)を上げることが出来ます。
 多くの方は無意識のうちに"Do"の前に"Plan"を実行していると思いますが、"Check""Action"を疎かにしている方もいると考えます。これは勉強で置き換えると、予習をして授業を受けているが、復習や宿題はしていない状態です。復習作業、めちゃくちゃ大事ですからね、これはダメですよね。
 今までこの"PDCAサイクル"を意識していなかった方は、騙されたと思って実行してみて下さい。効果が出るまで少し時間はかかりますが、間違いなくスキルアップ出来ます。

 ところで、確かにPDCAサイクルは素晴らしいフレームワーク(思考の枠組み)ですが、今のPTCGはSNSの発達公式様のデッキ公開システム(クソデカため息)に伴い、環境の動きが著しく速いです。そのため、環境に合わせた"Plan"を的確に行うのはかなり難しいです。
※そもそもPDCAサイクルというのは決まった工程(=ひとつの環境)のなかで質を高めることに重きを置いたフレームワークです。

 そこで私がオススメしたいのが"OODAループ"です。
 OODAループとは、Observe(観察)・Orient(状況判断)・Decide(意思決定)・Act(実行)の頭文字を取ったものです。

Observe(観察):環境を観察し、
Orient(状況判断):今はどのようなデッキが多く、強いのかを知り、
Decide(意思決定):その上で自身の握るデッキを決め、
Act(実行):大会に参加する。

 環境の変化が激しい現状では、時に迅速な意志決定が求められる場面もあります。例えば、CL京都2022で活躍したエレキブラスターのクワガノンのような"意識外から出てきためちゃ強デッキ"が公になってすぐの大会に参加するとなった場合、OODAループの考え方が重要となります。

まじで強かった~

 ビジネスにおける"OODAループ"は迅速な意思決定や行動を促すためのフレームワークです。PTCGでも同様に、日々移り変わる環境に対応するため、常に環境を観察・考察し、迅速な意志決定をしていく力が求められます(大会で結果を残したデッキレシピはすぐにSNS上で拡散されるため、"観察"は容易であると言えます)。そして、その力を養うためにPDCAサイクルがあると私は考えます。よって、どちらか片方のみだけが重要なのではなく、PDCAの"Plan"にOODAループの"OOD"を組み込むことで、より質の高いサイクルが回せるのではないかと考えます。

最後に

 ここまでお読み頂きありがとうございました。最後は一人語りみたいになってしまって申し訳ございません。時間があれば今回のように定期的にレポートをまとめていきたいです。
 本日(8/19)で今シーズンのコンペティションも全て終了し、来月からはいよいよ新シーズンがスタートしますね。新シーズンの大会で結果を残して、その内容をnoteでまとめたいところです。
 この2週間、しっかりとシロシの介護をさせていただきました。とても疲れました。当分介護する機会は無さそうなので、少し安心です。
 それでは!

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