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もうすぐ20代が終わるので「20代にしておきたい17のこと」で10年を振り返るの巻

私事ですが、あと3日でわたしの20代が終わりますので、お決まりの振り返りでもやろうかな〜と思っていたりいなかったりした矢先に、一冊の本が目に留まりました。

本田 健さんの「20代にしておきたい17のこと」。
たしかこちらの本をお迎えしたのは25歳くらいだったかな?
それから2年ごとくらいに読み返しては現在地を確認するツールとして活用させてもらっていたけれど、いよいよその“20代”が終わるということで、最終振り返りをさせていただく・・・!

超個人的なことから、noteでも発信したことあることまで、赤裸々に書くか、伏せるか、いまでも迷いながらPCに向かっています。
んまあ、とりあえず書いてみよう!

目次の通りに進めていくので、自分も健さんの言葉を読みながら、自分の人生と照らし合わせてみたい!と思った方はぜひぜひ読んでみてください♪

20代にしておきたい17のこと

1.人生最大の失敗をする

たとえば生きていてどうしようもなく悔しいこと、本当に悲しいことがあったとして、その一瞬、数秒、数分は、後悔や絶望を味わうことはある。
でも本気で「時間を戻したい」「あのときに戻りたい」と思うことは基本的にはない。ないんだけど、ひとつだけ、あれはハッキリと“失敗”と言えるし、「こうしていたら回避できた」って明確な別ルートも提示できる出来事がある。

わたしはその失敗をいまでも少しだけ引きずっているし、でもどうにもならないことも知っているから、どうしようもなく後悔している。

小さな失敗はたくさん経験してきた。
そのたびに「つぎはこうしよう」とか「ちょっと嫌な思いもしたけどその代わりに発見もあった」と思えることばかりだ。
でも、このことだけは心の整理がいまだにつかない。だからたぶんこれが“人生最大の失敗”。

2.大好きなことを見つける

「好きなことはなんですか?」
そう聞かれて戸惑う時期が長かった。

20代前半は、美容師を志したこともあり、美容が好きだと思っていたけれど、毎日そのことに時間を費やして、探究心で胸が踊るような、そんな気持ちは生まれなかった。というか、次第になくなっていった。

一度志したものを諦めたばかりのころは、「もう二度と美容業界には関わらない」なんて言ったり、やっぱりしがみつこうとして化粧品店舗のスタッフになってみたり。自分がなにをやりたかったのかよくわからなかった20代前半。(そんなヤワヤワな世間知らずちゃんだったから詐欺みたいなことにもあった。笑)

20代後半は、メンタルを崩すことも多くて、「好きなこと」なんてポジティブな感情は一切浮かばない時期もあった。
やりたいことってなんだろう。なんて考えはじめたらドツボにハマることもわかっていたから、考えないようにしていた思考停止期。

そんな悶々とした日々の中で、唯一続けていたことがあることに気づく。
「日記」「ブログ」「SNS」

どんなに病んでいても、どんなに疲れていても、文字を書くことはできるらしい。むしろ書かないとどんどん自分の心の中が曇っていって、息苦しさを感じることを知った。

生きた証を残すため、思考を記録するため、自己を分析するため、他人に優しくするため、自分をしあわせにするため、わたしにとって必要な行為は「書くこと」だというひとつの答えに辿り着いた。

そこからはライターとして安定した仕事ができないか必死に探して、必死にこぎつけて、必死に続けて、いまに至る。まだまだ続けるぞ〜!

3.一流のものに触れる

この項目を読んだとき真っ先に思ったこと。
「一流のものなんて知らないって・・・」

高級レストランや高級ホテル、有名人が集まるようなパーティー、そんな煌びやかな世界を一瞬でイメージしたけど、それどころか、まぁまぁイケてるファッションすら知らないわたし。自分に自信がないし、「自分は一流を知っています!」なんて到底言えな・・・・・

20代という感性が鋭いうちに、一流の絵に触れたり、一流の場所にいってみたり、一流の人を、遠目でもいいから眺めてみるのです。

20代にしておきたい17のこと/本田 健

大好きで、何度もライブに足を運んでいるアーティストがいるんです。
その人の、その人たちの音楽も、生き様も間違いなく一流。

あぶな〜。UVERworldのライブ、何度も観ておいて、彼らの曲、毎日聴いておいて、「一流のもの知りません」とか言っちゃうところだったよ。

高校生のころから知っていて、20代ではじめてライブに参戦したけど、まっじで英断だった。あの日チケット取った自分を褒め称えたい。もっともっと近づけるように頑張ろうっていつも思える。

4.人生を100パーセント楽しむ

たった30年間しか生きていないけれど、そんな人生でも、心から良かったと思えること、涙が出るほど嬉しいこと、声が枯れるまではしゃいだこと、ポジティブな思い出がたくさんできた。でも同じくらいかそれ以上のインパクトを与えるような、悲しいこと、悔しいこと、腹立たしいこと、切ない思い出もある。

「人生を楽しむ」ってことが、ポジティブな感情の割合を増やして、ただ前向きだけ生きていくということなら、わたしは人生を楽しめていないでしょう。

でも、悲しみや怒り、後悔が人生に深みを与えてくれている。正しく悩んで、時に絶望して、ちゃんと底まで沈んで、それでまた浮かんでこれているって。そう思えるということは、わたしは人生を愉しめているのでしょう。

5.死ぬほどの恋をする

 私が20代のときに、60代、70代の人に、「これまでの人生でいちばん後悔していることは何ですか」ということを聞いてまわったことがありました。
 そうしてもっとも多かった答えが、「死ぬほどの恋をしなかったこと」だったのです。もしかしたら、40代に聞いていても、同じかもしれません。

20代にしておきたい17のこと/本田 健

おっそろしいな・・・!と思いました。
でもそれと同時に、たしかに“死ぬほどの恋”って難しいのかもしれないな、とも思いました。

映画やドラマのような、何十万人を一気に感動させるような究極の愛だったり、運命だったり、そんな恋をモデルとしてしまうと、自分の日常ってすこし味気ないものに感じるのかも。

でもそれって、映画やドラマの世界では「恋をしている部分」にフォーカスされているから、その感情がとても特別で、色濃くて、まるでそれがその人のすべてであるように映って見える。

でも自分のこととなると、朝起きてから寝るまで、生活に欠かせないルーティーンをこなして、仕事して疲れて、いろーんなことを考えて。1日24時間の中のたった数時間、あるいは数分しか、恋していないように思える。

でもそれは視点と優先順位の問題。
恋をしている瞬間、人は我を忘れて感情的になったり、これ以上にない幸福を感じたり、逆にこの世の終わりかのように落ち込んだり。

そのパワーが強いのが、20代くらいまでらしいとわたしは解釈した。それ以降は磁石の力が落ちていくから恋に鈍感になっていくのだと。

理性が働いているうちは“死ぬほどの恋”とは言えないのかもしれない。
「こんなところで泣いてちゃダメだ」とか、「明日も仕事だから帰らなきゃ」とかね。仕事や普段の生活を放り出してでも優先したくなるような気持ちに一瞬でもなれたら、それはもう死ぬほどの恋できているって言えると思う。

わたしは死ぬほどの恋をしたのかって?どっちだと思いますか?

6.一生つき合える親友を見つける

学生のころ、友達のことを『親友』と呼ぶのが照れ臭かった。
でも、人から「はーちゃんは親友」って言われると嬉しかったし、逆に自分が誰かの親友に選ばれないと寂しい気持ちがあった。

時は流れて、みんなそれぞれ大人になって、引っ越しして家が遠くなって、コロナが流行って会えなくなって、そうこうしているうちに定期的に顔を合わせる友人はずいぶん少なくなった。

そして29歳の夏にわたしは新しい気づきに直面する。
なかなか会う機会がなかった友人たちに、数年間ずっと避けられていると思っていたけれど、それは相手も同じで、わたしに避けられているのかもと、感じさせてしまっていたらしい。
大人数グループのうちのひとりであるわたしは、いてもいなくても変わらない存在だと、勝手に自分で決めつけていたけれど、じつはそんなことはなかったということを、10年越しに知ることになる。

でもそこから親友レベルに仲良くなるってことは、また別の話で。それはまたなにか、ほかのきっかけがないと距離は縮まらないもの。

人と人とのご縁はとても不思議なもので、必ずしも「この人と仲良くしたい」と思って親友になれるわけではないし、「この子と10年後も一緒にいたい」と思って絶対に実現できるものでもない。ただ、お互いを思いやる気持ちを持ち続けて、本当につらいとき、本当に困ったとき、手を差し伸べることができれば、その願いは現実になるのかもしれない。

『親友のつくりかた』なんてマニュアルは、世界中どこを探しても見つからないだろうけど、ただひとつ言えるのは、なろうと思ってなれるものでもないし、いようと思っていられるものでもないということ。

親友を信じて、たとえ命を落としてもかまわないと思えるような自分でありたいし、そんな親友を持ちたい。その存在は、あなたの人生に、言葉では表せないほどの勇気を与えてくれるはずです。

20代にしておきたい17のこと/本田 健

この言葉を目にして、頭に浮かぶ人物はいますか?

親友がたくさん欲しかったあの頃の自分。
親友の数だけ幸せになれると思っていたあの頃の自分。
そのときに近くにいた人の中で、いま、あなたのそばにいてくれている人は何人いますか?

心から信用できる。心から信頼できる。
この子のためなら命だって懸けられる。
その子のことなら、自分ごとのように泣いたり、怒ったりしてしまう。
そんな存在と出会えて、18年も一緒にいられていることに心の底から感謝します。

7.両親と和解する

これに関しては、まったくできていません。
和解どころか、年々両親の考えていることがわからなくなるばかり。

わたしは22歳で親元を離れました。
それからコロナ流行までの約4年間はこまめに実家に顔を見せていたし、連絡もとっていました。父、母、それぞれと遊ぶこともあったし、わたしが実家に帰ると妹を含めた家族4人で居酒屋に行ってからカラオケへ行くこともありました。

仲良しで、程よい距離感があって、良いバランスの家族だと思っていました。
でも、コロナが流行って、はじめの1年は一度も会いませんでした。
わたし以外の家族は全員接客業ということもあり、人との接触にも敏感で、県を2つも超えないと会いに行けないわたしをわざわざ実家へ呼ぶことにも抵抗があったみたいです。

そのあたりから、だんだん両親とわたしの間に距離ができました。
もともとわたしは親にベッタリ甘えるタイプの娘ではありません。ましてや実家を出てからは、お互いすこし気を遣い合っている雰囲気がありました。わたしはその関係性を気に入っていたけれど、物理的な距離がさらにできたことによって、コミュニケーションが極端に希薄なものになったのです。

わたしの父は数年前に一度倒れています。健康管理に配慮するように声をかけても、歯切れの悪い返事をされるばかり。そんな父に対して母も平常心ではいられないようで、たまに会うと不安や不満を吐き出すようになりました。

なんとか両親が考えていることを聞き出そうと、1対1で会ったり、家族全員の食事会を開いたり、電話で話を聞いてみたりと手は尽くしましたが、結局よくわかりませんでした。

そもそも“和解する”ってどこがゴールなのでしょうか。
もともと親子間に問題意識を持っていなかった。けれど会話しようと思えば思うほど、課題ばかりが浮き彫りになり、これまで形を保っていたものが崩れていく感覚さえもあった。両親の人生を豊かにすることが、自分自身の心の安らぎに繋がるのだろうか。でも人生を豊かにできるのは本人だけであって、わたしは関係者かもしれないけれど当事者ではない。その一線を越える気はない。だからが故に悶々としているのかもしれないが・・・

潔く30代のわたしに引き継ぎます。

8.自分のルーツを知る


9.才能のかたちを知る

20代では本当にいろんな仕事をしました。アルバイトも含めると8か所でお仕事をさせていただきました。10か月間のニートも経験したし、失業手当も2回受給した。ただ闇雲に良さげな仕事を探して、適当に始めていた時期もあったし、本当にやりたいことだ!と信じて突っ走っていたときもある。

結局仕事がうまくいかなくなることのほうが多くて、そのたびに落ち込んで、自分を責めて、その仕事を続けられることはなかった。
さほど好きな仕事ではない仕事でも、うまくいかないと落ち込んだ。もはや労働自体が向いていないんじゃないかな、と開き直ってみたこともあった。
病院へ通ったり、家に引きこもったりしてみたけど、不服にも、わたしは何よりも仕事が安定していないと、生活もメンタルも安定しないタイプだという自己分析に着地した。

そこからは、「なるべく長く安定した状態で仕事を続けること」にフォーカスして職探しを始めた。

これまでのスキルを棚卸しして、自分のできることを、「好き」「嫌い」「得意」「不得意」に分類して、「好き」と「得意」が重なる「書くこと」を仕事にしようと思った。

得意なことというのは、無意識でも人より優れたクオリティを提供できるもののことだとわたしは思っています。

なので多少調子が悪くても(本当に具合が悪いときは休息一択だよ!)、恋人と喧嘩をしていても、猛烈に眠たくても、一定のクオリティを維持して手を動かすことができれば、それは立派な特技と言っていいと思うし、そういうものを仕事にすると輝けるんじゃないかなと思います。

10.専門分野を持つ


11.メンターを探す

「おねえちゃんは私のメンターだよ。」
妹に言われ続けている言葉。ありがたいことに、わたしのことを慕う人間と日々やりとりをさせていただいています、実の妹なんですけどね。

あなたの人生は、あなたが教えを受けるメンター質によって決まると言っても過言ではありません。

20代にしておきたい17のこと/本田 健

いつまでも憧れの存在でいられるように、わたし自身これからも自分磨きを怠らずに、精進していかねば!という気持ちで身が引き締まると同時に、尊敬できる存在が、こんなにも身近にいる妹が羨ましく思うこともあります。

わたしも、自分が憧れて「この人みたいな生き方をしたい!」と思えるような先輩と出会うために、もっと心の窓口を広く開けて、フットワークを軽くしておかないといけないな、と思います。

12.人生が変わる本と出合う

1冊目は、まさしくこの本です。
人生の先輩の経験談、そして人生の指針となるような言葉たちを、たったの600円で何度も読み返せてしまうなんて、ありがたすぎて、真剣に受け止めないとバチが当たりそうです。

17個の「やっておいたほうがいいよ〜」というアドバイスはもちろんためになり、実践してみてよかったと思えることもありました。
しかしわたしにとってはそれだけではなく、自身の人生史をこんな形でアウトプットして、次世代に繋ぐこともできるんだなと感銘を受けた本です。

13.質問力を鍛える

人との会話において、「肯定」と「質問」が最も大切だと認識しています。
相手のことを不快にさせず、相手のことをよく知ることができるからです。

でもここで言う“質問力”は少し違います。

幸せな成功者は、自分に実によく考えられた質問をします。「このピンチから学べることは?」「このピンチから脱出する方法は?」など、本人がワクワクして行動できる質問をするのです。

20代にしておきたい17のこと/本田 健

なんとここでは「自分への質問」を差していました。
自分へポジティブな質問を投げることができて始めて、他人を幸せにする質問が浮かぶのかもしれませんね。このスキルもまだまだ磨けると思うので、習得とは言えませんね。

14.お金と時間の管理を学ぶ

15.没頭できる趣味を持つ

16.異文化に触れる旅に出る

異文化と聞くと海外を想像しがちですが、全然日本国内でも文化の違いを感じられました。
(海外行けていない負け惜しみじゃあないからね?)

20代のうちで、北は北海道、南は沖縄、そして東北、北陸、山陰、四国、近畿、中部、と九州以外の大体の地域にお邪魔したわたしの中でも、四国と沖縄が尖っていた印象。
(悪い意味じゃあないからね?)

17.運について学ぶ

運については全然学べていない。ちょうど「運」を論理的に理解したいと思っていたところだった。


あぁ、
もっと、いろんなことを学びたい。
もっと、いろんなものを見てみたい。
もっと、いろんな価値観を受け入れて、穏やかで、豊かなこころを手に入れたい。

そんなわたしの旅は続くでしょう。

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