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引き取り訓練・精神科医益田先生の動画がとてもいい

日常

今日はお天気もよく子ども達は元気に登校。
私は午前中は図書館へ。今日は小学校で災害を想定し、親が子供を学校に迎えにいく「引き取り訓練」があった。
いつも夫にお願いしていたので今回が初めて。
時間通りに学校に行き、長女の引き取りのあと次女の引き取り(学年が上の子から引き取るルール)。久しぶりに会ったお母さんとちょっとお話もできたりしていい時間だった。

勉強

精神科医益田先生の動画をみる

今日は午後の引き取り訓練で子ども達をひきとって自宅にて勉強することになったのだが、本当にやる気がでない。昼寝をしようかと思ったくらいだ。
でもそれではなんとなく落ち着かないのでyoutubeを見ることにした。
精神科医益田先生の動画を時々みている。心理系Youtuberの動画はいろいろ見るようになったが、最近のブームは益田先生。患者さんのためにyoutubeでいろいろな情報発信をしてくれている。
とっても患者さん思いの先生だと思う。


益田先生は臨床に基づいた発言をしてくれるのでとても現実的。そして精神科医としての見解もしっかり示してくれる。心理職としても精神保健の専門職としてもとても勉強になる。

今日はいくつかの動画を見た中でひきこもりの家族という動画で心にささった言葉があったので忘れないように記しておきたい。

『治療というのはチームのメンタルケアも必要。家族がバテないようにしなきゃいけない。

「本人に対してどんな言葉をかけたらいいんですか」とか、「どういう風にケアしてあげたらいいんでしょう」と言う質問が多いけれど、そういう攻めは正解がないし、ケースバイケースなのであまり意識する必要はないし、疲れるからやらなくっていい。
大事なのは守りの方で、こちらが感情的にならないで、だけど聞く姿勢は常に持っておく。
自分の意見を言いたくなるかもしれないけど、聞く姿勢を保ち続けることが大切。攻めより守り。
精神科臨床では精神科臨床は医師が疲れない、カウンセラーが疲れない、淡々とできることが重要。
いい言葉かけをするとか、返しをするとか、そういう攻めより大切なのは聞く姿勢を維持する「守り」。』

本当に家族や専門職のための発言だなあと思う。素晴らしい魔法がかけられるようなワザを磨くのではなく、聞く姿勢、持ちこたえる姿勢が大事ってこと。そういう姿勢でいるのはやっぱり病気や障害や心理に対する理解がベースにあってのことだなって思う。




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