キナリ杯参加という貴重すぎる経験
キナリ杯参加のきっかけ
わたしも参加させていただきました。
参加したいと思ったのは
「なんかおもしろそう」
「文章を書くのが好き」
ということもあったのですが、
一番の動機は
「岸田さんに文章を読んでもらえる」
というミーハー自己中おとめ心でした。
わたしが岸田さんの文章に触れさせていただいたきっかけは
『弟が万引きを疑われ、そして母は赤べこになった』
でした。
いつもはあまり見ないFacebookを
たまたま見ていたら。
「面白いから読んでみて!」と
激推しされている方がいて。
記事のタイトルを見たら、これは気になりまくる!と思い。
生き急いでリンクをクリックし。
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衝撃をうけました。
文章でこんなに心が揺れ動いたのっていつ以来だろう
と思うくらい。
スーパーボウルがポンポン跳ねあがるくらいひっきりなしに。
笑って笑って、泣いて、笑ってぽかぽかして。
「万引きの疑い」という肝がヒヤッとする話題を
こんなにも軽やかに、でも熱く、厚く、面白く、
胸に込みあげる文章でつづることができるなんて。
(10秒以上続けて笑ったのはほんとに久しぶりで)
読み終わったあと、
あれ?自分が思うより人って愛情深くてやさしいのかも?
と思わせてもらえるなんて。
あまりにも揺さぶられたので後日
「ちょっと今から読むから聴いて!」
と、母に岸田さんの記事を朗読し。
読み終わって母を見ると
静かに泣いてました。
結果2人で泣き。
(なにやってんだか)
めちゃくちゃおこがましいんですが。
わたしもいつか岸田さんのように、
爆笑しながらも心がじんわりして
人の温もりを感じられるような文章を書きたい!
って思いました。
すっかり岸田さんの文章の虜になったわたしは
記事をたくさん読ませていただき。
そのなかでキナリ杯が開催されることを知りました。
応募作品はすべて岸田さんが読んでくださることを知り。
これは絶対参加したい!と思い。
でもド素人のわたしがいいんだろうか?
と一瞬不安がよぎり。
でもキナリ杯の記事で、岸田さんがこう書いてくださっていて。
文章には、言葉には、温かくて、強い力があります。
その強い力は、みんなが持っています。
そうか。みんな平等に持ってるんだ。
岸田さんのあったかい気持ちが伝わってきて、応募しようと決めました。
さっそくテーマ選びに手こずる
そうと決まればあとは書くのみだ!
と張りきったはいいものの。
なんか面白いことあったっけ…?
とさっそく固まり。
最初に思いついたのは
母と行ったはじめての北海道旅行。
書き始めてみるものの、
ダラダラと行程を書くだけで
面白味に欠けていて。
うーん。
うーん。
と次第に焦るわたし。
思い切ってテーマを変えてみようと思い立ち。
学生時代に兄とTVで観た某ホラー映画のことを
思い出しました。
そうするとわりとスルスルと書け。
あ、他にもこんなこともあったな。
あんなこともしてもらったな。
と兄に支えてもらったことを考えていたら、感極まり。
おにいちゃん、ありがとねぇ
世話になったねぇ…
という気持ちが走馬燈のように頭をかけめぐりました。
←まだ死なない。
同時に、私の性悪さが浮き彫りになり若干心配になりましたが。
こんな風に兄にしてもらったことを
振りかえることができたのは。
岸田さんがキナリ杯を企画してくださった
おかげだなぁと。
ほんとにありがたいことです。
満を持して投稿
ワードで書いた文章を何日か寝かせ。
時間をおいて文章を見るようにしていました。
よくわからないけれど、
そのほうが新鮮な気持ちで見直せるような気がして。
いらない文章を自分なりに削り。
ここもうちょっと違う表現できんかなとこねくりまわし。
いまのわたしに書ける精いっぱいを出し切り。
投稿しました。
投稿ボタンを押すとき。
めっちゃドキドキで。
岸田さんが読んでくださるんだと思うと。
「ぅぉおお願いしますっ!」
という気持ちをこめて送りました。
投稿し終えて。
他の方はどんなことを書いていらっしゃるんだろう…
と気になって仕方なく。
「キナリ杯」で検索し、読ませていただきました。
したらば!
うそでしょ!?
というクオリティの高さに
すわっっ…!!!
と、なり。
さっきまでの「よしっ!」という気持ちが
スーンとなっていくのを感じ。
や、やばい…
わたしのキナリ杯のタイトル
『兄に見られたらハズいnote』
ってつけたけど。
あのクオリティでは
『誰に見られてもハズいnote』だ…
ハ、ハズい…
とにかくハズい。
と一人悶絶し。
しかしいまのわたしにはあれが精いっぱいなんだ!
人は恥をかいて成長していくんだ!
と都合よく開き直り。
せめて勉強しようと、他の人の文章をひたすら読ませていただき。
撮りためた写真をもとに書いている方、
自分の学生時代について画像付きで書いていらっしゃる方、
小説を書いている方、など
いろんな発想で書かれていて。
わたしは頭が固いなぁと痛感しました。
他の方の文章は読後、ふわっと明るくなるものばかりで。
心地よく読ませていただき。
(ありがとうございます。)
これからもたくさんの人の文章に触れて、書いて。
なんか思い出して笑っちゃうみたいなことが
書けたらいいなと。
うん。
ハードルを上げて終わろうと思います。
岸田さん、とても貴重な機会をつくってくださり
本当にありがとうございます。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
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