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ターゲットタッチからみるハズバンダリートレーニング

今回の話の結論から書くと
『犬にとって人の手は、不安や脅威を感じることなく、優しくていいものであり続ける』
犬たちにそう学んでもらうため、シンプルかつ基礎的な「ハンドターゲット」と、そこからつながる「ハズバンダリートレーニング」に関しての記事です。。

基礎的なところから奥深い部分まで書いていきますの、で必見の内容となります。

ターゲットタッチとは
「特定のターゲットに犬が自らタッチする」トレーニング。
犬が当てる部位は、鼻先や手足だったり内容により違います。

人の手にタッチするトレーニングは「ハンドターゲット」「グータッチ」などと呼ばれます。
ちなみに誘導法のトレーニングで最初に教える項目のひとつでもある。
詳しい方法や、ステップの上げ方については、下記をご覧ください

手にタッチするハンドターゲット

もうひとつのキーワード「ハズバンダリートレーニング」
有名な部分では「健康維持管理のためのトレーニング」のことを指す認識が多いですね。
医療行為やケアに対するストレスを緩和する。
トリミングに対する苦手意識を軽くする。

もちろんこれらも大事な部分。
本来のハズバンダリートレーニングの定義は
「共に暮らすために必要な行動を学習」
もっと幅広い部分を差します。

医療やケアでも「施術そのもの」だけにピックアップされがちですが、それ以外の部分に大事な要素が含まれていることも知っておきたいところ。

飼い主さんはもちろん、犬と接するすべての方に読んでいただきたい内容となります。

ブラッシングレッスン

ハンドターゲット

最初に教える理由

人のグーの手に犬の鼻タッチするトレーニング。
我々は「グータッチ」と呼んでいます。

飼い主さんにはこのトレーニングを最初にご説明させて頂いています。
理由は4つ。

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