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朝が来るのが怖かった

会社をたたむまで、悩み苦しみ何度も何度も眠れない長い夜を過ごしてきた。そして身体に火をつけ崖から身を投げた。

人の命は自分では決められない。

大けがをしたがこうやって今を綴っている。一ヶ月の入院をし松葉杖の生活をしている。社会復帰まで3ヶ月ぐらいかかるか、最悪障害が残ってしまうのか。

身勝手な行動で親類縁者にそして債権者に、申し訳なく情けない気持ちで一杯です。

入院中、吉野源三郎さんの「君たちはどう生きるか」を読んだ。この年になって「どう生きるか」と言うより、「どう生きてきたか」つくづく考えさせられた。

正直に生きてきたか
人の役に立てていたか
人を傷つけてはいなかったか
コペル君のようにどう生きていくのか
深く考えたことがあるのか

自分を大事に出来ない人間が
他人を大切に出来るわけがない。
自分の生きざまは褒められたものじゃない。

過去はやり直しは出来ないけれど
最期は生まれてきてよかったと思える人生でありたいと今はただ思う。

残りの人生をどう生きてゆこうか、一生問い続けて前へ進んで行くしかない。


万が一サポートして頂けたら、再起に向けてありがたく使わせて頂きます。