経験

人の立場に立って考える

これは私が小さい頃から大切にしている考え方だ
このせいで何か言う時に頭をフル回転させないと
話し出せないが、今までの人生でとても役に立っている
友達、先輩、後輩と話すとき、たまに誰かにとって嫌なことを言ってしまって後悔することもあるが、私の最大限で接しているつもりだ

ところで、「何のために生きるか」とか「生きるって何だ」とかそういうことを誰しも考えたことがあると思う
私はこういう答えのないことを考え続けるのが結構好きだ

私の現時点での結論は「いろんなことを経験するために生きてる」ということだ

小学校で社会を勉強している時に、勉強の、知識の果てしなさを知った
果てしないからこそ、いろんなことを知って、経験する必要があると思った

これを改めて感じることがあった
4月に病気で手術することになった
これまで、自分は元気の塊だと思っていた私にとって大きな出来事で、それなのに冷静に事実を受け止めているところもあった
病気が診断されるまでの不安、手術の痛み、人を心配させてしまう辛さ、多くのことを感じた

よくドラマで、「手術するか、しないか」みたいな選択肢を迫られることがよくある
私はドラマを観ながら「絶対手術したほうがいい」と思っていた
少しでも命を繋げられる可能性があるならやるべきだと思っていたからだ
ただ、自分がその立場になると分からなくなる
私はそんなに重い病気じゃなかったから手術したが、何回も手術してその痛みを知って、さらにまた手術をするか選択肢を投げられたら正直もうやらないと思う

この体験を持って、やっぱりその立場を経験しないと気持ちは分からないと思った
自分がやったことのないものは最大限想像して考えるしかないが、私はできるだけ経験を増やしていろんな立場に立って考えられる人になりたいと思った

人の立場に立って考える

言葉では簡単に言えるが、すごく難しいこと

ただ、考えることが重要だと思う

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