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仕込みNo.011 something happy ハーブティー 

前回、試作的寸胴で仕込んだハーブティーのsomethinghappyが大好評で。

私自身も、とても納得する出来でしたので、規模を4倍に増やして仕込むことにしました。つまり、寸胴ではなくて、サーマルタンクでの仕込みです。

裏ラベルはこちら。

仕込No.011 裏ラベル

さて滋賀の志あるお米にこだわっているハッピー太郎ですが、副原料に関しては「ご縁がある方」ということで、県外でもOKということにしております。私が自然農法米の糀などを製造しているし、私が何をやりたいかきちんと見てくれた人からの紹介だったり、売り込みだったり、、、します。
また、「この原材料が欲しいから」という入り方をすることはなく、私は「この人とお付き合いしたい」という入り方をするのがスタイルです。
something happy というのはハッピー太郎と誰がコラボするのか、という意味でもあるのです。

さて、私の憧れのハーブ農家さんである「梶谷農園」さんに前回試作したものをお送りしたところ、とてもとても喜んでいただいたので、今回、本格的にハーブを注文させていただきました。すると、、、、「めっちゃたくさん送ってくるやん、、、、、笑」もちろん、無駄にせず、全て使いきらせてもらいました。結局ハーブの香りがとても強く、清々しいsomething happy となりました。レモングラス、結構多かったな〜。

基本的に、このsomethinghappyシリーズは、お米は全て糀だけで(全糀仕込みなんて言う)、クエン酸糀がたっぷり入っており、糖度高いけど酸がしっかりあるので、甘酸っぱくポップに飲める仕立てとなっております。このNo.011はアルコール度数5.6%。

寸胴で作るのと、大きなサーマルタンクで作るのは、配合比率は同じであるものの、全然違いました。寸胴はすぐに外気の影響を受ける。ですから、冷やしたい時にすぐに冷えるのが助かる。その点、サーマルタンクで(量を少なめに)仕込むのはなかなか大変で、冷えるまでにこまめに櫂入れをしてやっと冷えてくれるのでした。ちょと手がかかりましたね。

さて、今回の裏ラベルではお米が3種類入っています。これは3種類のお米を使い切る必要があったからであって、あまり意味はありません。普通の酒蔵でしたら、普通酒や本醸造、もしくは普通の純米酒に、余ったお米を投入して、「お米の顔が見えなくても良いもの」として醸すわけですが、ハッピー太郎醸造所ではそのような「受け皿」はないのです。でも、3種類混ぜて見たら、いろんな味が出て、何やら濃厚でまろやかになったような気もします。でも、意図的ではないということをここに申し上げておきます。意図的ではない楽しさも、ハッピー太郎規模のどぶろくだったらありかなと思ってます。

お召し上がり方

そのままお召し上がりいただくのでしたら、締めのデザートのように。甘酸っぱいのでヨーグルトのようです。
ごくごく飲みたいときは、炭酸水などで倍程度に割ってください。さほど薄さを感じないし、楽に飲めると思います。
ハーブティーなので、実は温めても美味しいのです。「ほっとレモン」のように笑 
自由にお楽しみください。

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