見出し画像

読書再開2 ガリバー旅行記 ジョナサン・スウィフト(イギリス文学)

ガリバー旅行記は、皆さん、よく知っていらっしゃるでしょう。

小人の国、リリパット王国に漂流した、ガリバーのお話しですね。


しかし、ガリバー旅行記はそこで、終わりではありません。

小人の国の後、ガリバーは、また船にのり、巨人の国と、最後は馬の国に漂着します。

馬の国には、人間と似た形をした生き物、ヤフーという野蛮人が馬に飼われています。

ガリバーは、フゥイヌムという、馬の国での馬たちの美しい生き方に感化され、人間世界に戻っても、馬の世界を忘れられずに生きていく有り様が描かれています。

マーク・トウェインさんも、人間が最後に行き着く先を予言した小説を書いていますが、このガリバー旅行記も、人間とは、どんな生き物かを馬の世界を通して残念に描かれています。

小説家は理想を追い求め、追及することが好きなのでしょうか?

それを文章にして世に出す使命があるのでしょうか?

スウィフトさんの小説も人間とは何かを、考えさせられる内容でした。

日本語訳にはありませんでしたが、
スウィフトさんの時代にはまだ発見されていない金星の二つの衛星のことも書かれていて、この人もまた、マーク・トゥエインさんと同様、時空を超えて未来や過去をみてきたのではないかと思われます。

小説を通して間接的に、時空を越えたお話を教えていただきました。

マーク・トウェインさんと、何か共通するものがありました。

良かったら、読んでみてください。

作品 ハッピーシップ




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?