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世界からは「平和ボケ日本」と言われても仕方ないですよね

昨日は、安倍元首相銃撃にて
凶弾に倒れ失血死という
衝撃的な訃報が世界を驚かせました。

同県人だけに、余計にショックな1日でした。

奇しくも父親の安倍晋太郎元外相(病死)と
同じく67歳という若さで非業の死を遂げた事は、
さぞ悔しい思いを残されたことでしょう。

日本の政治に大きな足跡を
残したことは間違いないことで、
今は「大宰相」の冥福を祈りたい。

安倍元首相は、議員も辞めた後は、
映画監督になるのが夢だったようで、
凶弾に斃れるという最悪の結末を迎え、
これからは天国でいっぱい映画が撮れると良いですね。


昨日の報道を見ていて思ったのが、
世界の中で日本ほど銃に対して厳しい国なのに、
なぜこのようなことが起こったか?

世界の人たちにとっても、
ものすごく不思議なようでした。
世界の街頭インタビューを見ていても、
日本は銃のない国というのが浸透しているようです。

とくに中国では、
犯人が第一発目を発砲し、
白い煙が出た瞬間、
間髪を入れず犯人を
押さえ込まなければならないはずなのに、
特に何もする様子はなく、

第二発目が安倍元総理に命中してから
ようやくSPが動いているSPに対する批判が凄いようです。

ただこれはよく見ると、SPの方が、
防弾板の入ったカバンで、
阻止しようとしているところが映っています。
ただ、銃弾の進路にうまくたちふさげなかったのでしょう。
安倍元首相の振り向きもほんの一瞬でしたが、
その一瞬に、当たってしまったのでしょう。

アメリカであれば、一発目を発射した瞬間に、
安倍元首相に覆いかぶり、
犯人から守る行動をするのが当たり前。

報道では、「犯人は背後から襲った」ですが、
医者は「首の喉元の方にしかない」と何度も言うっているように、
安倍元総理は振り返って、立っていたということです。

発砲があってもSPは覆いかぶるのではなく、
安部元首相も、伏せずに立っていたということです。

銃を持つこともいけないし、
人を銃で打ってはいけないのは当然ですが、
犯罪は社会を映す鏡です。

多くの場合、犯罪として現れるのは、
氷山の一番上の一角だけです。
その下には見えない巨大な氷山があります。
犯罪には社会的な背景があります。

もちろん、犯罪において一番悪いのは犯人です。

犯人逮捕も大切ですが、犯人を責めるだけではダメです。

何がその犯罪を起こさせたのか、
その動機や直接のきっかけ、
さらに社会全体の問題も考えなくてはならないでしょう。

世界からは「平和ボケ日本」の象徴になってしまったのかも。

安倍元首相は、そのことに警告を与え、
憲法改正を訴え、防衛費の増額を主張してきた人です。

その必要性を、自分の命を犠牲にして証明したように思うと、
余計に心が痛い。心からのご冥福を祈りたい。


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