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盲導犬はすばらしいワンコです

東京パラリンピック開会式、
イスラエル選手団、

盲導犬と入場行進。

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海外メディアも反響
「何て良い子なの!」

アスリートの傍らに
ぴったりと寄り添って
盲目の選手を
誘導していたようです。

実際の競技では
一緒にやることはないのだろうが、

盲目の人にとっては

いなくては困る存在。

盲導犬も参加できる
すばらしい大会です。


しかし、

今回もパラリンピックでの宿泊で、

とあるホテルは
カナダ選手の盲導犬同伴を
拒否したところもあり、

まだまだ日本では
厳しい状況です。

2020年度報告されているだけでも

34件(氷山の一角)。

障害者差別解消法施行(2016年)
から 5年がたった今でも、

このような法律を知らない人が多く、

救急医療現場でも

盲導犬が一緒だから
救急搬送できないという
例もあるようです。

多くの理由は、

企業は知っていても
従業員は知らないというものばかり。

障害のあるなしにかかわらず、

誰もが自由に社会参加できる
共生社会実現を
日本も早く理解してほしいですよね。

実際の事例

ホテルで

「盲導犬は部屋から出さないでほしい」

といわれた。

盲導犬協会HP宿泊施設の事例より

経緯 久しぶりに友人と観光を楽しもうと電話した都内のホテル。予約の時点では盲導犬がいることを伝えても問題なく予約できた。しかし、当日ホテルに到着すると「他のお客様がびっくりするといけないので、盲導犬はなるべく部屋から出さないでほしい」と言われた。レストランで夕食を取りたいと告げると「食事もルームサービスでお願いしたい」と言われ、盲導犬といる自分が友人にまで迷惑をかけてしまったと悲しい気持ちになった。今回の滞在ではやむを得ずホテル側の言うとおりにしたが、今後このホテルを使うユーザーのためにもホテル側の対応を考え直してもらいたい。

支配人からは「法律のことはなんとなく知っていたが、盲導犬といえども動物であることはかわりなく汚れるからあまり動いてほしくなかった。盲導犬がいた場所は清掃しなければならないので、犬がいった場所も把握しておきたかった」といった理由があがった。


盲導犬の行動についての誤解

対応をした人の「犬」に対する認識が、「犬は汚す」「犬は汚い」という場合にこのような発言につながるのかもしれません。もちろん、世の中には犬が嫌いな人もいることを理解したうえで盲導犬ユーザーは行動をしています。そのような方にも不快感を与えないようパピー時代から人間社会での暮らしを学び、訓練でも多くの経験を積んでいるのが盲導犬です。


バイキングレストランの事例

犬は外につないでおいてほしい
バイキングレストランのチェーン店に入ろうとしたら、「犬は外につないでおいて欲しい」と言われ、「それはできません」と説明したが、「いずれにしても駄目」と反論され、結局、諦めざるを得なかった。
店長からは「盲導犬ユーザーは個室に通すことにしていたが、その席が埋まっていて案内できなかった」「店の外に犬を待たせることを提案したが、ご協力いただけなかった」という説明があった。過去にユーザーが来店した時に他の客から「怖い」との苦情があったので、そのように案内することになったという。犬を外に待たせての案内で、受け入れ拒否をしているとの認識はなかったと語った。


「お座敷に犬はあげられない」

畳の部屋でも盲導犬は大丈夫か?
大手の和食チェーン店で、客席が座敷であるため「犬を座敷にはあげられない」と店員に断られた。理解を求めようと、店長と直接話をさせてほしいとお願いしたところ、「店長の指示なので代われない」と断られ、入店を諦めた。
店長へ直接電話で連絡をしたところ、店では盲導犬の受け入れを行うこととなっていた。畳の部屋に犬を上げることへの抵抗感、過去に盲導犬ユーザーが来店した前例もなく従業員への教育ができていなかったことで、このようなことが発生してしまった、とのことであった。


「保健所の指導により」

衛生管理上犬の入店はできない
チェーン展開しているコーヒー店に入ろうとしたところ、「保健所から指導を受けていて衛生管理上動物を店内にいれることはできない」と断られてしまった。その場では何を言っても取り合ってもらえそうになく、店長の名刺をもらって引き下がった。帰宅後店舗運営会社へ連絡し盲導犬の受け入れ理解を求めたが、さらに日本盲導犬協会からも連絡がいくと伝えた。
チェーン店どこでも受け入れを徹底してほしいという意味からも協会より本社へ連絡。盲導犬の受け入れについて確認したところ、会社としては当然受け入れる方針であるが、残念ながら各店舗、従業員にまで教育が行き届いていなかったと謝罪があった。受け入れ拒否のあった店舗にはしっかりと指導すること、また全社的にも指導徹底していくとのことであった。

各都道府県による食品衛生法施行条例では、盲導犬の入店を認めている


飲食店からは「保健所の指導により動物の立ち入りは禁止されている」といった言葉をよく聞きます。しかしこれは大きな間違いです。都道府県の条例によれば、殆どの場合「調理など行う作業場には動物を入れないこと」と明記されており、客席のことには触れていません。また身体障害者補助犬もその対象から外れていることはいうまでもありません。

喫茶店で犬嫌いの客がいるかもしれない

喫茶店に入ろうとしたが、盲導犬を連れていたので、入店を断られた。盲導犬ユーザーは店の電話番号を聞き、協会に連絡した。
協会が事実確認をすると、店側は「確かに入店を断った」としたうえで、その理由について①盲導犬が来店したことがなく、適切な対応が分からなかった②普段からペットは断っていたので、同じように対応した③利用客の中には犬の嫌いな人もいるかもしれないと考えた――と述べた。

犬の拒否は、人の拒否につながる


「犬が嫌いな人がいるかもしれない」と個人の好き嫌いで盲導犬の同伴を断ることはできません。補助犬法では、「著しい損害が発生する恐れがある」「やむを得ない理由がある」場合を除いては、受け入れは義務となっています。しかし、先述のような場合であっても、具体的根拠を説明した上で、ユーザーが他の利用客と同じようなサービスを受けられるように何らかの代替え案を検討いただくことが大切です。受け入れにあたって不安があれば遠慮なくユーザーに伝えていただき、ユーザーの説明を聞いた上で、何ができ何ができないのか、折り合いがつくところを探しながら話し合うのが、障害者差別解消法のいう「合理的配慮」となります。
今回のように、犬を拒否したつもりが、結果として人を拒否していたという事実に気づき、お店側も初めて事の重大さを認識するケースは少なくありません。


日本と言う国は、
一般の人間が一番偉いと思っている。

何か少しでも一般人と違えば、

特殊な人間だと
根底には思う心を持っている。

そして色眼鏡で見る。

バラリンピックを見てもわかるように、

五体満足でなくても、

一般人よりも優れた能力を
発揮する人もたくさんいます。

盲導犬は、
盲目の人の体の一部です。

視力が悪い人が
メガネをかけるのと同じです。

日本の陰湿な"いじめ"も、
このような考えが原点になっています。

ジェンダーの問題、

人種差別もみんな同じです。


犬⇒汚い

そこら辺の子どもより、
よっぽどきれいです。

犬⇒動物(畜生)

そこら辺のアホな子より
よっぽど賢いです。

ましてや盲導犬は、
しっかりとした訓練を受けて、
ご主人を守ることを使命としています。

目の前に、餌があっても絶対に食べません。

そこら辺の駄々をこねる、
わがままな子どもより賢いです。

もっと盲導犬が、
普通に社会に認知される
ことを祈ります。


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