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好きにしていく2022

2022年をどんな年にしようか。と考える前に。2021年がどんな年だったのかをカンタンに振り返ってみる。

わたしの2021年

春:仕事のストレスで胃腸を完全に壊す。
夏:会社への不信感がMAXに達する。
秋:試験勉強と仕事のストレスで躁鬱になる。
冬:やりたいことが見つかり、目標に向かって歩き出す。

思い返すだけで「しんどい一年だったな」という感想しか出てこない1年だった。何度休職を申し出ようとしたか分からないくらい。けれど、ひとり暮らしのため「会社を休む=収入が減る」ということに不安しか抱けず、その気持ち一つだけで通勤電車に揺られ続けた。
秋にはとうとう勝手に涙があふれ出し、仕事にも手を付けられない状態になっていた。朝起きるのが辛い、家を出ようとすると頭が痛い、駅に向かう足が止まる。「つらい。たすけて。」冷たいコンクリートに向かって、何度も何度もこのセリフを吐き捨てた。

幸い会社の上司は相談しやすい人であり、また同僚も私の気落ちに共感をしてくれ、定期的な愚痴会を開く、ということでなんとか気持ちを保っていた。
でも愚痴というものは自分に何も良い影響を与えてはくれない。それどころか、自分の気持ちがどんどん歪んでいくことを感じていた。
「これじゃ何も解決にならない」
「今こそ、変えていかないといけない」

自分の中にある静かな決意に、強い灯が点った。

好きであり続けたひとつのこと

そんな2021年も暮れようとしていた頃、あるイベントに参加した。「文具女子博」だ。毎年開催されていたイベントだが、2020年はコロナのためにオフイベントが中止となってしまっていた。2年ぶりに参加することのイベントに、非常に心が躍った。午前中から友人と待ち合わせて、ガイド本を囲んでどこのブースに行こうか話し合い、入った瞬間からあれが欲しいこれが欲しいと次々に袋に商品を入れ、制限時間ギリギリまで粘って買い物を続け、友人と「会計が怖いねー!」と言いながらも顔は満足ホクホクの笑顔。久しぶりに楽しい買い物をすることができた。
家に帰ってから戦利品を広げ、ひとつひとつの商品をどう使おうか、ウキウキしながら眺めていたとき、改めて「あたし、文具が本当に好きだな」と感じられた。そしてもうひとつ。「文具の魅力を伝えることができたら、素敵な人生かもしれない」という考えが胸に浮かんだ。

文具以外にも好きなものはもちろんある。美容も好き。ファッションも好き。旅も大好き。日本の魅力を伝える仕事もやってみたいと思った。でもなぜか、どれも行動に落とし込むことができなかった。
でも文具はYouTubeやInstagramなどのSNSで使い方などのチェックをし続け、「ここのアンバサダーになりたいな、なるためにはどうしたらいいかな」など頭を巡らせることもした。SNSで見かける「手帳の使い方がわからない」「文具を使いこなせない」という声に本気で役に立ちたいと思う気持ちもあった。この気持ちを仕事にできたら。そう思うだけで胸がとてもときめいた。

好きを仕事にして輝く2022年

ずーっとくすぶっていた気持ちがあった。「何かやりたい。でも何をしたいかわからない。やりたいことはたくさんあるのに。ううん、たくさんあるから決められない。どれがいいかわからない。」ここ数年、その思考に悩まされ続けていた。だから”とりあえず”今の仕事を続けるしかなかった。
その悩みから、やっと一歩抜け出すことができた2021年の終わりだった。
Twitter上では文具好きを集めてDMグループを作り、積極的に発信する場も設けた。あとはどのような企画を立てていくか、SNSのブランディングをどうするかを考え、そして発信あるのみ。そう、2022年はとにかくとにかく”好き”を発信していく1年にしていくんだ。そして、"好き"で生きていく。

あぁ、今からワクワクが止まらない。
いまこのnote記事を書いている私の顔、きっとキラッキラに輝いてるに違いない。その輝きがずっと続く2022年にしていこう。



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