④ 帰国後の韓国語の勉強

帰国後、仕事で地元を離れ、数年は韓国ドラマが好きでずっと見ていました。ワンコインの韓国語学校には通っていましたが、仕事が忙しかったのと韓国で学んだ時のような楽しい刺激がなかったので通う頻度は少なかったです。教えてくれる韓国人の先生もほとんどバイトで少しすると帰国されるので、クラスの解散もよくあり、それも続かない原因の1つでもありました。4年位前にある先生と出会いました。その先生は今までの先生とは少し違う教え方をする先生です。先生の授業は自分の考えを韓国語で文章を作り発表させるスタイルでした。今まで、自分で文章を作るという作業をほとんどしていなかったので、初めはなかなか苦労しました。しかし、先生はとても誉め上手な人です。些細なことでもとにかく誉めてくれます。今まで、あまり、誉められるという経験をしていないので、それはもう、かなり、嬉しく、勉強にやる気が出ました。自分が「誉められて伸びる子」であると気づいたのもこの時です^^
その後、先生は独立して個人で学校を開いたので、私は先生についていくことにしました。コロナの流行もあり、今はマンツーマンのオンライン授業を受けています。高校生の時に、「語学はある日突然急にわかるようになることがある」と聞いたことがあり、留学経験者はそれを体現して帰ってきた子もいました。
まさに、今の先生の授業を受けるようになって、今から約1~2年位前に急にその瞬間が私にも訪れました!
先生の授業は作文プラス日本語と韓国の言葉の使い方の違いについて質問しながらの授業が主です。決して、ずっと、韓国語を話している訳ではないのですが、先生が話した韓国語の質問に日本語で返答したり、韓国語で返答したりという授業です。
先生は日本が好きで日本語に興味をもってかなり勉強している方です。(私たちより勉強しているかもしれません)来日後は日本人の方と結婚して日本で10年以上生活をしています。(先日、日本の映画を日本語で見て9割位は分かると言われました)時々、日本語についての質問を先生からされることもあります。普段、無意識に話している日本語についてどう答えるか考えることも日本語について改めて考える機会となっています。
私が韓国語を勉強する時に気をつけていること。
作文をする時に翻訳機を使うことはあってもそれを100%鵜呑みにしないようにしています。まだ、初心者レベルの時に翻訳機を使って書いた文章でそのまま、韓国の推しにファンレターを書いたことが何度かあります。韓国語のレベルが上がってきて気づいたのですが、今思えば、ネイティブの人が読んだら笑われそうな、失礼な書き方をしていても、たぶん、日本人だから許されただろうなという内容のものが多く、正直、今はそれを訂正したい位、恥ずかしいものを送っていました。それに気づいてからは翻訳機で文章を書いたあとその表現が韓国語として間違いないか確認する作業を行っています。翻訳機は日本語の言い回し通りにそのまま訳することが多いので韓国語では通じないこともあります。(通じるけどニュアンスが別のものになっているものもあります)最近は精度の良い翻訳アプリも出ていますが、それでも、確認をすることをつづけています。
このスタイルでの勉強方法が先生の日本語の勉強方法と似ているので、今も先生のレッスンを続けていられるのかもしれません。先生も私のようなスタイルのレッスンではなく、とにかく、教科書を進めて欲しいという生徒さんも多いとおっしゃっています。
語学の勉強は様々な本も出版されていますが、自分のスタイルに合った勉強法と先生に出会うことが上達のコツなのかと思いました。

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