暗示と失恋(2016年10月4日)


8月に暗示的な恋愛の終わる夢を見てから1か月近く。
驚くほど私たちは空回りをし始めた。

心がちっとも通いあわない。セックスと食事だけが彼との全て。
彼は話を聞くふりとして、ちっとも内容を理解しておらず。

私は8月の予知夢を無視して、自分の見たいものだけを見ようとした。
自分の考えは心配性な自分の杞憂に過ぎないのだと思いたかった。

9月に実家に帰省をしたときに、私は夢を見た。
ご先祖を名乗る人が現れて、
「あなたには子供ができない」
と言った。

お彼岸のときに見た夢だからきっと予知夢だと思った。
その時、私はその夢に対して、挑むような気持ちになっていた。

自分の力で未来を変えたいと願った。

私の強い願いと裏腹に彼とはどんどん波長が合わなくなっていった。
波長が合わなくなると、物が壊れたり、電気がおかしくなったり、会おうとしてなかなか会えないとか、マイナスなことが立て続けに起こり始める。その上、彼は強引に会うのをやめようという日まで会いにくるので、おざなりな逢瀬になることも増えた。

ここで流れを変えたいと痛切に私は願った。
それが決別に繋がってしまった。

しかし、思えば8月の日記の時点で私の書いた心の中を読めば、結論はもうとっくに出ていたのではないか。

私が自分の中の声を無視したことが一番最悪な結果を招いた。
今後は恋愛中に日記をちゃんとつけていくべきだなと思った。