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MRI検査・乳がんの場合

話が前後してしまいました。検査結果の前にはもちろんMRI検査を行ったのでその様子について書いていきたいと思います。

まず事前に問診票と検査の同意書が渡され、検査当日にそちらを提出します。今回は造影剤を使ったMRI検査なので、造影剤による副作用(めったにないらしいのですが)等についての説明が載っていました。胸部を中心としたMRIですが、当日は検査の2時間前までに食事を済ませて下さい、という注意事項もあったかな?あと、当然ながら閉所・暗所恐怖症の方は検査が難しく、またMRI自体が強力な磁力を発する機械なので、身体の中にほんの小さな金属があってもヤケドや火花の原因になるそうな…コワイ

当日は採血・尿検査などを終えてからMRI検査室へ。事前に造影剤の点滴ラインを取ります。この「ラインを取る」という言葉の意味がよく分からなかったのですが、腕や手の甲に点滴の針を刺して薬剤を入れる道を作る…でいいのかな?腕の血管からは取りづらかったので、右手の甲から造影剤を入れました。

さてMRIの機械がある検査室へ。私の通う病院では、部屋全体が暖かな白熱灯色の照明に包まれ、いわゆる病院的な青白い光ではなかったことで、少しリラックス出来たような気がします。MRI本体も、かまぼこ型?のようなドームで前後が開いた形だから、暗さや狭さは特に感じませんでした(閉所・暗所平気症という理由もあるかもですが 笑)。

撮影は胸部なのでうつ伏せになって行われます。右手の甲に点滴・左手には非常時に押すブザーを握りしめ、全体としては雨の日に車に轢かれたカエルの姿勢というか…。何とも情けない格好のままドームに吸い込まれていきます。うつ伏せですがちょうど顔と胸の部分に穴が空いていて、下を覗くような態勢ですね。エステやマッサージ店にもありそうな感じ。

検査時間は20分ほど。工事現場のような音が大音量で響いて辛いよー、と聞かされていましたが、耳栓のおかげか、そこはそんなに苦痛を感じませんでした。それより、撮影中は微動だにしてはいけない、という方が辛くて!よりによって最中に鼻が痒くなり、この痒みどうしてくれようとそればかり考えてるうちに検査が終わりました😅 検査や治療の辛さって本当に人によってまるで違うんだなあと改めて思った次第です。

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