乳がん・マウスピースと入院手続き

前回、全身麻酔で呼吸器を入れる際、金属の管が歯にあたって欠けてしまうのを防ぐためにマウスピースを作る、という話を書きましたが、さっそく型取りをしてきました。

受付を済ませ、総合病院の口腔外科へ。町の歯医者さんでよく見る診察台に座ると、あら今回初めての男性ドクター登場です。この先生も他の方と同じように、丁寧で、終始ジェントルな対応をして下さいました。患者への接遇が徹底してるなあ!と改めて感動、そして安堵…。ピンク色のハイチュウ状のペーストを前歯に塗り込んで数分。あっという間に型取りが終わりました。

入院は手術日の前日を予定していて、その日に完成したマウスピースを取りに行けば良いそうです。今回に限らず、マウスピースって色んな場面で使えそうだなーとぼんやり考えていました。4000円くらいするらしいので😅

次は乳腺外来で、最終的な診断と手術の方向性を確認します。前日の超音波検査で、最後になって慌ただしく検査技師さんから乳腺の専門医の方にバトンタッチされたのが不安だったのですが、特に問題はなかったようです。

「早期乳がん・部分切除・リンパ節郭清(おそらく)なし・抗がん剤治療も(おそらく)なし」という結果を告げられ、身体からふわぁ〜と緊張が解けました。

手術はチームで行うとの事。当日執刀する他の先生からも挨拶していただき、いよいよ手術へのカウントダウンが始まった感じです。

そして最後に外来受付で入院の手続きへ。同意書や入院の手引きなどたっぷりの書類をもらって(事務作業苦手…トホホ💧)入院へ向けての準備スタート!です。

何の作業もそうですけど、あんまり完璧を目指さない方が余計なプレッシャーがかからなくて良いのかもしれません(少なくとも私は)。入院手続きにしても、自分なりにこれでヨシ、と思ったらその時点でおしまいにする。抜けがあれば、プロである病院のスタッフさんが教えてくれるだろう、と、その位のスタンスでいた方が、気持ちに余裕が生まれる気がするんですよね。初めての経験の目まぐるしさに見失いがちですが、とにかく、病気を治すことが最大の目的!二次的な細かな作業に振り回され過ぎぬよう、治療に専念したいと思うのでした。

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