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妻が働き、夫が育児と家事をしてもいい!夫婦の役割分担を変えたら幸せになった

我が家は妻の私がお金を稼ぎ、夫が家事と育児をしている。

昔に比べて、男性が育児や家事をするのはごく一般的になった世の中とは言え、我が家のライフスタイルを周りの人に話すと大体驚かれる。

私と同じように働くママ友の意見はいつもこうだ。

「私だったら旦那が稼いでこないことに耐えられない!!」

そうなのだ!!

実は、以前の私も全く同じ考え方をしていた。

だから夫が「仕事を辞める」と言い出した時、私の中で怒りと不安が入り混じった感情が爆発した。

しかし、夫が家にいるようになって1年経過し、私が抱いたあの激しい感情は嘘のように消えてなくなっている。

むしろ今、夫には感謝しかないのだ。

・美味しいご飯を作ってくれる
・息子の宿題を根気よくみてくれる
・息子にサッカーや自転車を教えてくれる
・気位の高い3歳の娘のお世話をしてくれる

これは当たり前のようで当たり前ではない。

幸せな暮らしをしていく上で、重要なポイントでありながら困難が伴うミッションである。

昨年まで、夫婦フルタイムで働いていた生活を続けていたら、息子は読み書きもできず、自転車にも乗れるようにならなかったかもしれない。

仕事と家事と育児に追われた私は、ヒステリックに夫と子供に当たり散らしていただろう。

お金はあったとしても、今ほど幸せな気持ちにはなれなかったのではないかと思う。

しかし私はふとこうも思った。

世の女性が「旦那が稼いでこないことに耐えられない」なら、男性である夫は「稼ぎにいかない自分が許せない」となっていないだろうか?

もしやと思い、とりあえず私は夫に質問をしてみた。

「外に働きにいかなくって、実は肩身が狭い思いをしている?」

ところが夫はキョトンとした顔をした次の瞬間、笑顔でこう言い放った。

「そんな風に感じたことないよ。むしろNOストレスで快適!
お陰で今年は花粉症も出てないよ!!」

そもそも、夫は昔からルールや型にはまった考え方をしない人だった。

みんなと同じじゃないといけないとか、男だからとか、女だからとか、そういう決まりは一切無い。

自分に嘘はつかず、その時できる最高の選択を模索して実行する力がある。

しかも、やたらと自己肯定感が高く、何か褒めると「俺、天才ですから!」と謙遜することさえしない図々しさ。

呆れることを通り越して、夫が羨ましくさえ思える。

実際、夫婦にはいろんな形があるし、働き方も育児も正解など1つも無い。

周りと違っていてもいいと思えたら、自分にとって最適な選択肢を常に重ねていくことができる。

そうやって毎日を過ごしていった先の未来は、自分が本当に行きたい場所だったり暮らし方に行き着くはずだ。

こんな風に思えるようになったのは、いつも自分らしく楽しそうに生きている夫のお陰。

今日も夫の作る美味しい晩御飯を楽しみに、私は仕事を頑張るのだ!


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