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ゴロゴロしながら、ときめきを補充する

GWに入ってから、ひたすら小説を読んでいる。
しかもファンタジー小説。
異世界転生ものである。

久しぶりに、Amazon Kindleで
なんとなく見始めて
うっかりどハマりしてしまった。
精霊とか魔法とか、昔大好きだったのだ。

ひたすら2日間朝から晩まで
読みまくっていて
寝る時間が夜の2時とか3時前になってしまった。
中学生か。

ほんとうはGWはブログの記事を
たくさん書く予定だったのだ。

しかし気づけば
ただただファンタジーの世界に
夢中になっていた。

今日、お昼に買い物に外へでたら
歩くと股関節が変に痛むくらいには
夢中になっていた。

人は歩かないで座りっぱなしだと
身体が変になるらしい。

********

そんなこんなで、ぶっ続けで
小説を読み耽ったあと
お昼寝をして起きたら
急に読むことにすこし飽きてしまった。

子どもだって同じ遊びはし続けない。
どんなに夢中になってたとしても
次の瞬間には興味は変わるのだ。
それでいいのだ。

そして、つぎは今日のお楽しみの
「大豆田とわ子と3人の元夫」と
「着飾る恋には理由があって」
を心ゆくまで堪能した。

次の日も休みというだけで
堪能率が25%は上がった気がする
ドラマをみるにしても
心のゆとりは大事なようだ。

それはともかく
「大豆田〜」は、なんとも日常のなかで
ちょっとチクリと感傷的な
なにかを思い出させるような
やるせないような、みっともないような
あったかいような

あ〜あるある、あ〜いるいる
あー、なんか、そうだねぇ

みたいな言葉の力が強くて
役者さんたちの演技が
見てて楽しい。
おしゃれだし。

そして、着飾る〜は
ひたすらに、イケメン、美女、恋
おしゃれ、可愛いにキュンキュンして
癒される。

その世界には
残念ながら、もはや該当しないわたしだが

ファンタジー小説をみるかのような
トキメキときらきらを外部補充できるのは
ありがたいことである。

******

いつからか、あまり小説も漫画もドラマを
見なくなっていて、読むとしたら
ビジネス書、自己啓発書
になっていた。

いつもなにかを知りたい、得たいと
思って、探していたように思う。

おかげで、かなりそれらには
助けられてきたけれど
いつしか、すっかりと、つまらない
枠のなかに入ってしまったような
何かが固まってしまったように思えて

感性をときめかすことは
とてもとても大切なことだ
と最近、あらためて感じている。

ライターで記事を書くとき
いつも読み手がどんな情報や答えを
求めているのか
読みやすい構成はどうするか
意識して、計算して、考えて記事をつくる。

それは、とても大事なことであり
理論的ですっきりとした文章は
読んでいて心地よい。
そして、書けたときは、ヨシ!と思う。

しかし、小説や漫画を読むような
夢中さ、や、感情のひだに触れる
ような、記憶の扉がノックされるような
自分の奥に戻るような
そういうのは、ない。

役割が違うのだから
当たり前なのだが。

しかし、わたしが
文章を書くのが好き、の
本当の大元は
小説や漫画の、読むだけで
別人になれるような
感情が動かされるような

なんか、そういうのだったんだな
と、この2日で思い出したのだ。

まあ、とはいえ
小説が書きたいとか、漫画を描きたいとか
ドラマをつくりたい、とかは
思わないのだが。

ただ、そういうものを生み出せる
クリエイターさんたちは
心から素晴らしいと思うし

家でゴロゴロしながらも
ときめいたり、きゅんとしたり
懐かしんだり、ワクワクできたり
悲しくなれたり、切なくなれたり

そう、できるのは
本当にありがたいなぁ、と思うのだ。

心を動かして、ときめくことは
利益を生むわけでも
効率がよくなるわけでもないかも
しれないが

人生を、日常を
彩り豊かにするためには
大事だな、と思う。

たくさん、ときめき
心を動かすように、生きよう。

ゴロゴロしながら
そんなことを思ったGW。

では、みなさまも素晴らしきお休みを!



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