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急がば回れ

私は、昨年末あたりから、平均年齢が60歳弱の少子高齢社会を小さくしたようなところでアルバイトをしている。お客さんはもっと年齢層が高くなり、70歳前後の方が多くやってくるようなところである。

 まだ人生21年しか生きていない私。その何倍もの時間をこの地球で過ごしてきた猛者たち。話せば話すほどいろんな種類の人間がいるのだと思い知る。

例えば、従業員には、

家族を第一に考え、休みは週に2回、あるかないか。の家族思いタイプ。

健康のために働き、自分の体のために会社を早期退職した。日本一の自動車メーカーのお偉いさん。健康志向タイプ。

旅行会社や酒屋などの自営業でコロナにより需要が激減してしまった人。コロナショックタイプ。

ここの従業員になると、この施設が安く使用できるため、働く人。趣味追い人。

他にも、たくさんのタイプの人がいる。働くといっても皆同じ目的で働いてるわけではないと知る。

さらに、お客さんはもっと幅広い人間がいる。

運転手付きで、ピカピカのアルファードで来る建設会社の会長。

会うたびに、俺はスプラッシュマウンテンの設計に関わったうちの一人だ、と言い続ける人。

俺ら4人で足したら320歳だべやーと意味のわからない足し算を楽しむ四人組。

両鼻から芽ねぎくらい鼻毛が出てる人。

いろんな人が来る。でも、この人たちは口を揃えて言うことがある。

若いうちは、いろんな経験をしとけ。20、30代の3,4年なんか大したことじゃない。ミドル世代になって、自分に強みがない人が一番辛い。

今日、一人のお客さんと長い時間話す機会があって、そこで私の夢を伝えると、頑張れよ!って右肩をポンって叩かれた。80歳前半くらいの男性の力のない攻撃は、私には、その人から何かのバトンをもらったような気がして、かなりの重さを感じた。こんときに絶対やったるわーーーー!!!夢叶えたるわ〜ーー!!!!!ってマジで思った。

note おもろ。

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