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気持ちの方向性の違い

あるお笑い芸人が解散を発表しました。32年続いたコンビのようでしたが、最後は温度差を感じるテレビ報道だった気がする。そういえば、5人のトップジャニーズグループの最後と似ていた気がする・・・。

「人の気持ちは変わる」それを感じさせる最後だった気がする。私はこのコンビは好きでも嫌いでもないが、2人組の芸人はたいていどちらかだけが売れてるか、問題を起こすような印象がある。

女優の奥さんが居るにも関わらず、個室トイレで不倫をしていたグルメ芸人もそうだった・・・・。

結婚、新卒入社、最初の仕事。どのジャンルでも最初は、やる気と警戒心、不安に満ちているものだが、「こういう会社なんだ」「これをやっても注意されない」そんな抜け穴を見つけると、人の心は緩んでいくものです。

心が緩み始める人に野心なんてない。ずっと、毎日の延長で自分が居心地良い環境に惰性で生きていくだけ。野心はないが、挫折も退職もしないし、期待や注意をする人もいない。

本人が気づかないだけで、見捨てられている環境とも言えるが、実際は周りが何を言おうが本人が変わらないと何も変わらないものなのだと言われる。

「変わらなきゃダメだよ」そのような言葉は私は、特に母親に言われて来た。小学校を転校してから、無口と言われるくらいに話すことが苦手になり、「話しなさいって何回も言ってるでしょ」そう嫌味に母親に言われてきたが、やがて両親ともに「批判するだけの人」と思うようになった。

そして、批判・ダメ出しが続くと「どうせまた怒られるんだ」「何を言ってもやっても認めてくれない」そう思うようになり、「自信がなさそうに見える」と周りにも言われるようになった。

「今の自分でも認めてくれる環境で生きていきたい」             そのような思いを抱くのは私だけではないが、それは「逃げている」のではなく「自分らしく生きる」とも言えるだろう。  

変わることは、本人の強い意志がないと実現できない。そして、あなたの印象が決まっている場合は、周りはその頑張りをあざけ笑うだろう。凡人にとって、自分よりも下に見ている人を笑うことほど面白いことはない。

でも、上に立ち向かわずに下を笑っているだけでは成長しないことを本人が気づいていないことが一番残念だ。挑戦するから苦労がある。何もしないで、現実に愚痴を重ねているだけの人には栄光はやってこない。

人の気持ちは、環境が変われば必ず変わるものです。過去を懐かしがっているだけでは、過去の延長になるだけです。                        

安定には安心はあっても、成長がない。                    苦労が嫌な人は、挑戦をしない。                     挑戦をしない人ばかりが増えていく社員が集まった会社には、飛躍がない。

飛躍しない人は、自分を反省せずに他人に責任を求める。そして、周りも離れていく・・・。これが衰退していく人や会社の末期です。

あなたには、明確な目標があるだろうか?自分の適性を活かせる仕事に就いているだろうか?給料を貰う為だけに、惰性で生きていないだろうか?

惰性で生きている人は、自分が間違った方向に向かっていることにも気づかないものです。ゴールを明確にして、過程を大事にしましょう。

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