見出し画像

お告げを表示するインジケーターを作ってみた

目的

ポコニカル手法の「お告げ」であるスラストダウンの発生を見逃さないためです。このお告げを見逃すと、エントリーポイントが掴めず、せっかくのチャンスを逃してしまいます。

私だけかもしれませんが、エントリータイミングを見逃すと他の通貨でなんとかエントリーできないかと探し回って、変なポイントでエントリーをしてしまい損切りになることが複数回ありました。

自分の中でエントリーを止めれる時と止めれない時があるんです。俗にいうポジポジ病というやつみたいです。眠くて頭が回ってないのか、理由は定かではないのですが、裁量トレードの難しいところで、いつどんな時も正しい情報から正しい判断ができる様にしたいです。そのためにインジケーターをTradingViewのPineスクリプトで自作しようと思いました。三連休だもんね。

どんなインジケーターか

指定した本数分の過去のローソク足の高値現在のローソク足の安値を比較して、何Pips動いたかを「値幅」とします。

例えば、10本前のローソク足の高値153.196、現在のローソク足を152.353nの場合、153.196 - 152.353 = 0.843となります。このチャートはポン円なので、値幅は-84.3Pipsとなります。

画像1

値幅は、線グラフで表示して、事前に設定した閾値を超えた場合はラベルと線グラフの背景に色をつけて強調表示します。

チャートの下ペインに表示されているのが、今回作成したインジケーターです。1本前の1時間足と現在足を比較した値幅を白色の線グラフで表示して、-40Pips以上の値幅がある時に赤色のラベルと背景で強調表示する様にしました。

画像2

ググりながら2日間かけて、なんとかできあがりました。すらすらとプログラミングができる様になりたい…。調べてたらATRでもよかったのではと思ったり、調べきれてない・知らないインジケーターもまだまだありそうです。

課題

今のところ判明している課題は以下のとおりです。

アラート設定が別途必要です。インジケーターペインに水平線を一本引いて、それを下回ったらアラートが発生するように手動で設定しないといけません。(改良の余地あり)

チューニングが必要です。値幅がどれ位動いた時にアラート通知するのかは裁量となります。(トレード初心者の私には難易度高)

ローソク足の高値と安値を比較しているので、上昇トレンド中のLongの値幅は小さくなる可能性があります。そのため、やや小さめに設定する必要があると思われます。(トレード初心者の私には難易度高)

ラベルが重なって表示されます。スラストダウンやアップが発生している時は連続して閾値を超えることがあるので、短い期間にラベルを複数表示した時にどうやって選別をするのか、決めかねています。また、Pineスクリプトの使用上、1つのチャートに表示できるラベルの数に制限があります。(サポートに相談中)

これから

何事もトライアンドエラーですよ。今週は他のアラートを全て削除して、このアラートのみでエントリーポイントが掴めるかをテストしてみようと思います。うまく行くといいな〜。

あとがき

久々の投稿がFXのインジケーターで、今までとはかなり方向性の違うアウトプットとなりました。

FXなんてゼロサムゲームだからやめときなよとご忠告をいただきながらも、2020年にフル在宅勤務に変わってから株式デビューをして、2021年からはFXもはじめました。長期と短期に分散投資しており、FXは短期投資の中のさらに少ない範囲内での取引に限っております。

ポコニカル手法って何?という方は、ぜひYouTubeで検索してみてください。テクニカル分析の本はたくさん読みましたが、結局のところYouTubeで良かったんじゃ…という結論になりました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?