62日間日本一周 11,000kmを走った服

64歳現役ライダーのHappy Monkey Kojiです！

上の汚らしいタンクトップとジーンズを切った短パンとアメリカ国旗、なんだと思いますか？42年間捨てられずに持っている思い出深い服なんです。

1978年7月1日〜8月31日、学生時代最後の夏休みをフルに使って、YAMAHA GT80というミニバイクで、62日間日本一周11,000kmを走ってきました。

毎日この服を着て走りました。もちろん、宿舎であるユースホステルのお風呂で、タンクトップは毎日洗濯しました。ジーンズを切った短パンは、3日に一度洗濯。手で絞るしかないので、生乾きの短パンをはいて出発していました。

タンクトップと短パンに注目して、62日間日本一周をざっと振り返ってみましょう！

【2日目】
浜名湖ユースの朝の記念撮影。まだスタートしたばっかりなんで、肌も日焼けがなくこざっぱりしていますよね。短パンも膝小僧に穴のあいたジーンズを出発直前にハサミで切りました。バイクには、憧れの星条旗がくくりつけられています。

【10日目】
北海道の大沼での写真です。ずいぶんと日焼けしてたくましくなりました。

【21日目】
北海道の知床五湖へ行こうとしたんですが、ここから砂利道だったので断念しました。

【33日目】
北海道から本州の日本海側を南下。金沢から天橋立へ向かう途中に夕立に会い雨宿りしている写真です。お風呂に入ると、「白い服を着ているみたい」とよく言われました。

【58日目】
和歌山県の御坊市です。すっかりこんがり、黒光りするほどの日焼けです。ジーンズの短パンも穴があいてボロボロになってきました。郵便局員の山崎さんに出会ったおかげで、Monkey Z50Mを知り、リジッドMonkeyが大好きな人生になりました。

【62日目】
最終日、11,000kmを走り終えて帰還した時の写真です。もう黒人状態。（笑）この記念すべき日本一周バイクは生涯を共にしようと大事に乗っていたんですが、うどん屋の店先で盗まれて消えてしまいました。とっても悲しい出来事でした。残ったのは、苦楽を共にしたタンクトップと短パンと星条旗。


あれから42年経った現在、タンクトップは着れますが、短パンは体形的にもう無理です。6年後、70歳の夏に同じコースを同じ日程で同じバイクで走る計画を立てています。さすがにタンクトップでは、老いた肌に日焼けは無理なんで、長袖で似たような横縞の服があれば着ていこうと今から日本一周コスチュームを物色中です。

思い出の服、みなさんもきっとあると思います。一度、写真に撮って整理してみるのもいいかもしれませんね。これを書いたんで、42年間大事に保存してきたタンクトップと短パンと星条旗、もう捨ててもいいかなあと思っています。

では、また！


【このブログを書いてる人】

=あなたの遊びココロをゆうえんちっくなカタチに=
安心安全な遊園地の乗物クリエイター
http://www.kurokitec.com/company/message/

70歳の夏、22歳の時に決行した日本一周
同じ日程と同じコースで再び走る ！
2026年7月1日〜8月31日決行 着々準備中！

22歳の時の日本一周はコチラ
【YAMAHA GT80 62日間日本一周】
https://www.youtube.com/watch?v=bQPIIEmqO7U

著書
1956年生まれのバイクライフ自分史
「一台のバイクが人生を豊かにしてくれた」
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