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渋谷パルコ再オープン

2019年11月22日にリニューアルオープンした、渋谷PARCOに行ってきました。
約3年かけてのリニューアルですから、かなり気合が入ってますね。

(冒頭の画像は、ビル10階の広場から見た渋谷の街並みです)

ファッション、コスメ、レストランが出店しているのはセオリー通り。
ですが、目を引いたのは6階にあるゲーム関連のお店たち。

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人の顔がたくさん映る画像は自粛しますが、入場制限が出るほどの賑わいでした。

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塩田元規氏の著書『ハートドリブン』に<感情価値>という言葉が出てきます。
まさにゲームのもたらす感情価値によって、これほど多くの人たちが動くのか、と目の当たりにする光景でした。

なんてことを書きつつ、人類のなかでもテレビゲームがかなり下手な部類の私は、賑わいを観察してからそそくさと移動します。
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ほぼ日が出店した、8階の「ほぼ日曜日」です。歌手の矢野顕子さんにインスパイアされた作品たちが展示されていました。
(写真OKだったのは入口だけ)

ここも少額ながら入場料が設定されていたので、中は人が多過ぎず、ゆったり落ち着いて鑑賞できました。
ほぼ日は「生活のたのしみ展」でも入場料を設定するようになりましたが(入場料で儲けるというより)、人の流れをほどよく制限して、過ごす時間の質を高める意図なのかな、と推測しております。

また、渋谷PARCOじたい、単なる商業施設の枠を超えて、文化や世界観を発信していこうとする意思をお持ちではないかと。

情報だけならインターネットや紙の資料でも分かります。されど、自分の身体をその場所に置くと、五感で雰囲気を感じ取れますよね。

感情価値や、時間の質を高める、といったキーワードが浮かんでくる体験でした。

マクロ的に見ると日本という国は人口減少のフェイズに入っていて、たいていの業種は量的拡大が望みにくくなっています。
売上を前年比◯◯%増やそう!とがんばっても、マクロ的には買う人が年々減っていくのですから。

けれど、質的向上の余地はたくさんあります。また、質的向上の楽しいサンプルがあれば、日本国内にとどまらず世界に発信できるかもしれません。

そもそも北米大陸には超大国があり、ユーラシア大陸には人口14億の国もあるので、人口1億2600万人くらいの今の日本では、量的には対抗できないでしょう。
されど、質的向上ならやれることはあるし、日本で暮らす私たちも楽しめます。

最後はちょっとハナシがふくらんでしまいましたが・・渋谷という街の変化が面白いですネ。

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