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シン・エヴァ(※少々ネタバレあり)

エヴァンゲリオンのテレビ版や旧劇場版は、1990年代に見ていませんでした。人気なのは知っていたけど、伝え聞くストーリーは、傷ついた少年少女が無理やり戦わされている感じで敬遠したのです。

今にして思えば、ガンダムだって少年少女が無理やり戦わされているし、1990年代の自分の心境が、たまたま受け付けなかったんでしょうね。

そして、予備知識が非常に少ない状態で、2007年に「新劇場版:序」を映画館で観たら、クオリティの高さにビックリしました。あまりにビックリして映画館で計3回観てしまったほどです。
熱烈なファンにとって、3回はむしろ少ないかもしれませんが、私が映画館で3回以上観た映画は、生涯で「紅の豚」「マトリックス(1作目)」「アバター」くらいでしょうか。

世界観は破天荒なのに、細部の作り込みはリアリティがある落差も良かったです。(このへんはシン・ゴジラもそうなので、庵野監督の作風かも)

世の中には緻密かつ壮大な <エヴァの考察> があふれています。

ですが、私の場合はぼんやりした感想しか浮かんできません。。
新劇場版:序  作品のクオリティが高くてビックリ
新劇場版:破  おっと、これからどうなるの?
新劇場版:Q  今イチ理解が及ばないけど、どよーんと気持ちが落ち込む

完結編となるシン・エヴァンゲリオン劇場版では、見事に物語が閉じて、その先に希望が見えて良かったです。

途中では、第3村の暮らしが胸を打ちました。何気ない日常や生活が、どれだけ貴重なのか。
エンディングでは、シンジ君の声が変わっているところも素晴らしい。

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さらに、個人的な印象に過ぎませんが・・・

シン・エヴァンゲリオン劇場版は2021年3月8日に公開して、物語として完結します。
マンガの「進撃の巨人」は、原作版がもうすぐ完結予定。

2つの作品に、特に関連はありません。

ただ、エヴァンゲリオンのシルエットは、風の谷のナウシカに出てくる巨神兵へのオマージュとも言われています。
巨人が物語の重要な位置を占める作品が、2021年の前半で相次いで完結するのは、何か時代の潮流を反映しているのかもしれません。

願わくば、巨人の地鳴らしが止まり、その先に希望が見えますように。

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